牛の税金申告よくわかった
鹿児島と宮崎の両農民連
具体的な事例で合同学習会
宮崎県と鹿児島県の農民連は12月22日、宮崎県都城市にある都北農民組合の事務所で、合同の「牛の税金学習会」を開きました。宮崎から5人、鹿児島から4人が参加しました。
これは、畜産、酪農を問わず牛に関する税金申告はほかの作物にくらべて複雑でわかりにくいことから、全国有数の畜産県である鹿児島と宮崎の農民連が共同で学習し、理解を深めようという趣旨で行われたもの。
学習会では、実際に肉牛を販売した際の「販売代金清算書」や「せり払証」などを使って、農協手数料や登記料、種付料、肥育対策基金などの経費の仕分け方や減価償却の際の育成費の計算方法などを学びました。また「牛を償却資産にする時期はいつにするか」などといった具体的な質問が出されました。
学習会の後も、それぞれの県連の組織運営について情報交換があり、今後も共同していろいろな催しをやっていこうと話がはずみました。
(鹿児島県連ニュースから)
(新聞「農民」2009.2.2付)
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