旬の味
「小規模農民は地球を冷やす」「ものを作ってこそ農民」は、数ある農民連のスローガンのなかでも、いまの農民に何が求められているのか、その目的と農民の誇りが明確にあらわされているので大好きだ。農業を営んでいて壁にぶちあたったとき、このスローガンを思い出しては勇気を奮い立たせている▼農民連の第18回大会に参加した。各地からのあつい発言に、笑ったり涙ぐんだり、怒ったり「がんばれ」と小さく励ましたり。そんな中に、大好きなスローガンに沿った発言を聞くと、「よし、また帰ってがんばるぞ。農業をやろう!」と、会議疲れもなんのその。元気をたくさんもらって、またわが家に戻ってきた。おいしい梨を作り続けて、地球を冷やしていきたいと、改めて思う▼大会は食と農をめぐるさまざまな問題を共有する場であり、そして人と人とのつながりの大切さを感じることができた3日間だった。お〜い、大会に参加したことのないひと〜。ぜひ参加してみてください。間違いなく元気が出るぞ! (悦)
(新聞「農民」2009.2.2付)
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[2009年2月]
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