船橋農産物供給センター(千葉)のよびかけ減反で荒れた田んぼ
|
切った竹で子どもたちも道づくり=08年12月13日 |
菊池さん(右)
|
企画のきっかけは、低米価のもと、後継者もなく美田が1枚、2枚と荒れていき、草ぼうぼうの田んぼがめだっていること。「なんとかならないか」という農家の声に、「それなら、われわれ農民だけでなく、米を届けている消費者と食糧危機や食の安全を考えながら、楽しく田んぼづくりから始めてみよう」(飯島さん)となったそうです。
初日となった13日の作業は、荒れた田んぼまで通ずる山道づくりです。雑木林のなかに入って、竹やかん木を切り出し、こう配が急な坂には竹を切って階段状の歩道を作りました。わずか100メートルほどの歩道ですが、子どもたちも手伝って、見る間にできあがりました。菊池さんら農家の人たちも「これなら大丈夫だ。こりゃあ、これからが楽しみだ」と、豚汁ともちを振る舞いました。
みんなが力を合わせて、なんとか更地になりました=09年1月17日
|
参加した東都生協のある組合員は「思ったより重労働でしたが、意欲が増しました」「都会では体験できないことばかり。子どもにもとてもいい経験になった。これからが楽しみ」と語っています。11月の収穫祭まで、田んぼの整備、田植え、草取り、稲刈りと続きます。
[2009年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2009, 農民運動全国連合会