2023年6月
■2023年6月26日(第1558号)
- 6月豪雨被害 ただちに支援を!
- 梅雨前線と大型の台風2号が紀伊半島に接近した影響で6月1日夜から3日明け方まで雨は降り続きました。この間、紀伊半島に線状降水帯も形成され1時間34・5ミリの雨量を記録する地域もでるほどの大雨で土砂災害、河川の増水、家屋などの浸水など大きな被害をもたらしました。
- インボイス全国一揆
- インボイス制度を考えるフリーランスの会(STOP! インボイス)は6月14日、「増税もう無理! STOP! インボイス全国一揆」を開催し、国会正門前に1500人が駆けつけました。
- 軍拡のための増税反対! 声もっと大きく広げよう
- 通常国会の会期末が迫る6月14日、軍拡財源確保法案の参議院財務金融委員会での強行採決が狙われる中、国会前行動が行われました。主催は国民大運動実行委員会など。150人が集まりました。
- 全国から1500人 銀座の街でアピール
- 農民連青年部も実行委員会に加わる若者憲法集会が6月11日、3年ぶりに東京で開催され、全国から集会に会場いっぱいの約1000人が集まりました。
- 農のこころ
- もうなにも映らぬ青田となっている
- インボイス
- 国税庁から「消費税のインボイス制度(適格請求書等保存方式)について税制改正により、負担軽減措置が設けられました」という文書とリーフレットが全国に送付されました。
- 資材高騰のなか生産に奮闘する発言に拍手
- 埼玉農民連女性部と、農民連春日部支部は6月3日、春日部市で開催された埼玉県母親大会に参加しました。
- 消費税減税求める署名
- 消費税廃止各界連絡会(各界連)は5月31日、消費税5%への引き下げを止める署名、約7万人分を国会に提出しました。
- 発見 農の現場から
- 初めまして。1月に高知県農民連会長に任命された藤田洋生(ようせい)です。
- 新婦人と産直企画「梅たたき」
- 「天気はどうかなあ」「小雨なら決行にする」となんやかんやと天気を気にしながらの当日は晴れ。午前10時前には農家さんが梅たたきの準備をしてくださり、新日本婦人の会による3年前からの産直企画「梅たたき」が5月6日、山梨県笛吹市で始まりました。子どもから年配者まで20人程が参加しました。
- 石沢組合長の盆栽サツキ
- 長野県・栄村農民組合の石沢正組合長は何十年も盆栽サツキを栽培しています。
- 旬の味
- 俳句で「猫の恋」は春の季語でのどかで愛らしい感じがします。けれど100匹もいると、社会問題でもあります。近所の農家では、お向かいの酪農家でたむろしている猫同士が、ハウスの中で「ウー」といがみ合い、まいた種の上を走り回り、高いトマトの苗をひっくり返し被害も甚大です
■2023年6月19日(第1557号)
- 農業と食料の危機! つくり出したのは自民党政権/水田60ヘクタールがほぼ冠水
- 農民連の全国代表者会議が6月5日、都内の会場とオンラインで結んで開かれ、44都道府県から参加しました。
- 酪農家・金谷雅史さんが参議院で参考人陳述/金谷さんの意見陳述(要旨)
- 昨年11月の農水省前集会で「酪農ヤバいです!」とスピーチした、千葉県の酪農家の金谷雅史さんが、6月1日の参議院農水委員会で参考人として意見陳述しました。
- 有機農産物を使った学校給食広げよう
- 有機農産物を使った学校給食の拡大をめざして、自治体、農協、農業・市民団体などが集う「全国オーガニック(有機)給食協議会」の設立総会が6月2日、都内で開かれ、約80人(他にオンライン参加約140人)が参加しました。
- 農のこころ
- 植田はや一株ごとの風の陣
- 北海道食といのちの会講演会
- 5月27日に「北海道食といのちの会」(代表・久田徳二さん)は「子どもの健康は守られているか」のテーマで、環境脳神経科学情報センター副代表の木村―黒田純子さんと、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さんとの講演会を札幌市内で行いました。
- 原発を推進するGX法強行採決
- 5月31日、政府が進める「GX(グリーントランスフォーメーション)推進法」が参議院本会議で採決され、自民・公明・維新・国民などの賛成多数で可決しました。「原発をなくす全国連絡会」は同日午後、「原発GX法の強行採決に抗議する5・31院内集会」を開き、オンラインも併用して全国から抗議の声をあげました。
- 健康保険証廃止・マイナンバーカード取得強制は中止せよ
- 「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律案(=マイナンバー法等一部改正法案)」が6月2日、自民、公明、日本維新の会、国民民主党の賛成多数により、参議院本会議で可決・成立された。
- 4年ぶり 田植え交流会
- コロナ禍でフル開催できなかった(昨年は午前中、田植えのみ)京都農民連と新日本婦人の会府本部との田植え交流会が5月21日、4年ぶりに京都市右京区(旧京北町)にある「交流田」で開催されました。
- わが家の畑でジャガイモ掘り
- 6月3日、新日本婦人の会のママさん4人と子ども6人が三重県津市の私の屋敷畑にジャガイモ掘りに来てくれました。
- 旬の味
- 昨年暴落した子牛の価格が今年の春には持ち直し、わが家にも一筋の光明が見えたかに思えた。しかし今年は化学肥料の高騰に拍車がかかり、頭を悩ませることになっている
■2023年6月12日(第1556号)
- 参加型農場でアグロエコロジーを実践
- 福島県二本松市の永田集落の耕作放棄地を使って有機農法の実践を学ぶ「あだたら食農スクールファーム」(以下「あだたら」)。2020年8月にスタートし、3年目を迎えた今年の取り組みを紹介します。
- 自主申告運動進めよう
- 農民連や全国商工団体連合会(全商連)など8団体は5月24日、税務相談停止命令制度の創設に反対し、自主申告の擁護・発展をめざすシンポジウムを開きました。
- ジェンダー4署名 26万人分国会提出
- 農民連女性部も加盟する日本婦人団体連合会(婦団連)は5月26日、国会内で集会を開き、約26万人分に及ぶ請願署名を提出し、省庁要請を行いました。
- 軍拡よりも被災者の生活復興を
- 災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会(全国災対連)は5月26日、「被災者生活再建支援法の拡充求める署名」6万5千人分を国会に提出しました。
- マイナンバーの強制許すな
- 国民大運動実行委員会など3団体は定例の国会前行動を5月31日に行いました。緊迫した情勢の中行われた集会には200人が駆けつけました。
- 農のこころ
- 閃閃と水の流れる植田かな
- 家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン 第6回総会開く
- 家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)は5月28日、オンラインで第6回総会を開きました。
- 農家のための税金コーナー(38)
- 医療費控除では医師・歯科医師による診察・治療代のほか、医療、療養のために購入した医薬品、義手、義足、義歯、治療に必要なメガネ・補聴器などの購入費も医療費控除の対象になっています。
- 通し行進者村上さんを激励
- 5月29日に浜松市で原水爆禁止平和行進が行われました。
- 本の紹介/日本消費者連盟発行『スルホキサフロル』
- スルホキサフロルという農薬をご存じですか。欧米を中心に規制や禁止の動きが広がっている殺虫剤です。ネオニコチノイド系農薬(ネオニコ)に代わるものとして、重宝されています。
- アシタバづくりを地域に広げたい
- 広島県の東部、福山市の沿岸部で暮らす高橋善信さん、信子さん夫妻は、自宅横の畑でアシタバづくりをはじめて今年で3年目になります。
- 学校給食の無償化 9月まで延長
- 山形県の鶴岡市議会は4月27日の臨時議会で、学校給食費を4月から9月まで無償化することを盛り込んだ一般会計補正予算を全会一致で可決しました。
- 旬の味
- 今回から四国・徳島から四季の農の様子を書いていきます。よろしくお願いします
■2023年6月5日(第1555号)
- 広島の地で核抑止論を誇示
- G7サミット(先進7カ国首脳会議)が広島で19〜21日に開催され、「広島ビジョン」や「首脳声明」、「ウクライナに関するG7首脳声明」を発表して閉幕しました。
- 再生産可能な畜産・水田政策を
- インターネット署名の第2次分、約6000人分と、畜産農家の個人要望書の第7次となる提出行動が5月19日、国会内で行われました。あわせて水田農業・畑作物直接支払い交付金の拡充など、当面する農政上の課題について、農水省に要請しました。
- これでは食料自給率向上も
危機打開もできない
- 食料・農業・農村政策審議会基本法検証部会の「中間とりまとめ」が5月29日に示された。「中間とりまとめ」は、今年2月以降、検証部会に農水省が提出していた基本理念や各分野の施策の方向についての提案を統合したものにすぎない。今日の食料・農業危機を招いた政策のまともな検証も、今後20年間の農業政策の哲学の検討もなく、新農業基本法検討への中間報告の名には値しない。
- 生産費を償う米価を自給率向上をめざせ
- 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は5月24日、国会内で農林水産、厚生労働、文部科学の3省に対して、農業、食料問題での要請をオンライン併用で行いました。
- 農のこころ
- 豪快に一筆署名植田畔
- ゲノム編集トマト苗の配布 拙速な受け入れするな
- 長野県消費者団体連絡協議会(長野県消団連)では、3月30日に長野県知事と長野県教育長あてに「教育機関へのゲノム編集トマト苗の無償配布の受け入れに関する要請書」を提出しました。
- 2023夏季産直カタログできました
- 「農民連ふるさとネットワーク2023夏季カタログ」の受け付けが始まりました。
- 本の紹介/天笠啓祐著 フードテック 未来食?それともジャンクフード?−代替肉・昆虫食・培養肉を考える−
- 最近、耳にするようになった「フードテック」。その筆頭にあげられている代替肉や昆虫食、培養肉は、環境問題を解決し、食料の安定供給をもたらすなどと言われています。
- 農民連ふるさとネットが東京で田んぼの出前授業
- 「今日は皆さんに『はえぬき』というお米の苗を植えてもらいます。他にどんな品種を知っていますか」「あきたこまち!」「コシヒカリ!」「サトウのごはん!」―。活気ある声が響きます。
- 野菜産直ボックス開始から1年
- 栃木産直センターと県の新日本婦人の会との産直野菜ボックス運動が始まって1年がたちました。
- 旬の味
- 気候危機がまったなしに迫っている地球上で、戦争や紛争が起こっているだけでも胸が苦しくなるのに、国会では軍拡や人権無視の悪法が続々と衆議院を通過中。「異次元の少子化対策」の財源は全世代への社会保険料の負担増など、世代間の分断を生むだけではないかと感じています
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