「農民」記事データベース20230605-1555-11

旬の味


 気候危機がまったなしに迫っている地球上で、戦争や紛争が起こっているだけでも胸が苦しくなるのに、国会では軍拡や人権無視の悪法が続々と衆議院を通過中。「異次元の少子化対策」の財源は全世代への社会保険料の負担増など、世代間の分断を生むだけではないかと感じています▼国会から遠く離れた和歌山で何ができるんだろう?と頭を悩ませながらも、目の前に広がる小麦畑は今年も黄金色に輝き、雑草も力強く伸びてきました(涙)▼収穫の時を待つ小麦を見ながら、食料自給率やフードロスの問題を子どもたちと話した時間を思い出し、子どもたちの体も未来も守らねばと思いを強くしています▼3年目の収穫を迎えますが、年明けから取材や講演の依頼をいただく中で、給食スマイルプロジェクトの活動に注目し、期待してくださる方が全国に広がってきていることをうれしく思います▼まだまだ、サポートしてくださる皆様のご意見を聞きとることも、農作業だけでも必死ですが、応援よろしくお願いします。

(澄)

(新聞「農民」2023.6.5付)
ライン

2023年6月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2023, 農民運動全国連合会