「農民」記事データベース20230619-1557-04

農のこころ

丸山美沙夫


 植田はや一株ごとの風の陣

          丸山美沙夫

 里一面が植田となる。かつては農家の人々が「結」と言って、手作業で田植をした。協力し合ってお互いに農家の人々が田植のお手伝いに行き来した。時代は大きく様変わりしたが、植田の景は変わらぬ農村の原風景の美しさである。植えられたばかりだが、風に吹かれてもしっかりと根を下ろす。一株ごとに陣を張る。

(新聞「農民」2023.6.19付)
ライン

2023年6月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2023, 農民運動全国連合会