2022年11月
■2022年11月28日(第1531号)
- 消費税引き下げ、農業と暮らし守る緊急対策を
- 問題大臣をかばった末に、世論に追い詰められて首にする――岸田首相が迷走しています。統一協会、国葬、原発推進、軍拡などに対し、国民に「三くだり半」を突き付けられて足かけ3カ月。前にも後ろにも進めず、右往左往するだけです。
- 農民連が記者会見/11・30畜産危機突破 緊急中央行動
- 農民連は11月18日、農水省の記者クラブで記者会見し、11月30日に開催する「畜産危機突破緊急中央行動」を紹介し、MA(ミニマム・アクセス)米輸入で膨大な税金のむだづかいが発生している問題を告発しました。
- 全国食健連が署名提出
- 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は11月17日、農林水産大臣にあてた「食糧危機のもとで、国産食料の増産、食料自給率向上、家族農業支援強化を求める」署名提出と農水省要請行動を行いました。
- 混乱呼ぶインボイスは中止に
- 農民連本部と農民連ふるさとネットワークは11月16日、国税庁の担当者を招いてのインボイス制度(適格請求書等保存方式)の説明会をオンライン開催しました。国税庁の担当官から制度の説明とあわせ、事前に全国から寄せられた質問に回答がされました。
- 高騰する飼料に悲鳴
- 11月13、14の両日、全国農民連の藤原麻子事務局長と福島県北地区の畜産家を訪ねました。
- 農のこころ
- 新米発送元気印を書き添えて
- 第25回定期大会へ向け仲間ふやし進む
- 農民連は1月の第25回定期大会に向けて、仲間づくり運動に取り組んでいます。畜産経営緊急要望書に取り組むなかで仲間を増やした宮城農民連、インボイスの学習会で会員を増やした佐賀県農民連の経験を紹介します。
- 優良農地と環境を守れ
- 2019年の台風19号で大きな被害を受けた埼玉県坂戸市三芳野地域では、現在国が進める治水対策事業の一環として、約100ヘクタールの水田の周りに6〜7メートルの堤防で囲った遊水地計画を国土交通省は突如発表し、地元住民や農家の怒りをかっています。
- 旬の味
- 学校給食の思い出。まずかった脱脂粉乳ミルク、ぱさぱさのコッペパン、田舎っぽい卯の花炒り、昼近くににおってくるカレーなど給食のおばちゃんの顔とともに蘇りました
■2022年11月21日(第1530号)
- 中止させるしかないインボイス
- 「仕事相手との関係が壊れそうで、泣くほど不安」「生活費まで消費税に取られてしまう」「控除措置の周知も全く不十分」「働くものを排除しないで!」――集会参加者が次々と切実な声をあげました。
- 従来の枠組み超えた
経営への支援を今すぐ/11・30畜産危機突破 緊急中央行動
- 「もう限界です。地元では夫婦で命を絶った人もいます。現場に足を運び、状況を見てください」「もう酪農をやめたいが搾乳牛を買う人がおらず、やめられない」――農民連で取り組んでいる畜産農家の「緊急要望書」には、飼料をはじめ生産コストの暴騰に苦しむ畜産農家の悲鳴ともいえる悲痛な声があふれています。農民連は11月10日、農水省にこれらの「緊急要望書」の第2次分、252人分を提出するとともに、要請を行いました。
- 住民本位の復興と防災対策求め
- 政府の被災者切り捨てを許さず、公的責任による被災者本位の復旧・復興の課題と防災・減災対策にどう生かすかを考え、交流し、学ぶため、「災害対策全国交流集会2022」が11月6日に開催されました。主催は全国災対連(災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)などで構成する同実行委員会です。オンラインで98カ所、100人以上の参加がありました。
- 物価対策・減税とインボイス中止求める大集会/中止させるしかない インボイス
- 11月6日に東京・芝公園で行われた「物価高騰対策・消費税減税とインボイス中止を求める大集会」での農民連・長谷川敏郎会長の発言要旨です。
- 平和と暮らしを結合した国民的運動を
- 11月9日、衆院第2議員会館前で国会会期中の定例行動が行われました。主催者あいさつの後、2人が代表してスピーチしました。
- 農のこころ
- 紅林檎〓(も)いで蒼天返しけり
- 2022冬季農民連産直カタログ
- 「農民連ふるさとネットワーク産直カタログ(年2回発行)」は全国の産直ファンに支えていただき、34回目を迎えることができました。
- 農家のための税金コーナー(27)
- 税務署などのインボイス登録の圧力に負けないためにも、新しい『農家のための「税金対策の手引き」』を活用し、早めに税金学習会などの取り組みを始めましょう。
- グリーンチャレンジデイ2022に青年部が出店
- 「GTF GREEN CHALLENGE DAY(グリーン・チャレンジ・デイ)in新宿御苑2022」が11月5、6日の両日、東京都新宿区の新宿御苑で開催されました。
- ミュージカル バックトゥザ・フーちゃんU
- 福島原発事故を未来に語り継ぐミュージカル「バックトゥザ・フーちゃんU」が10月9日、二本松市で上演されました。午前、午後の2回公演で約400人が参加し、地元・福島県内をはじめ東京、神奈川、新潟、大阪など全国からも駆けつけました。
- 旬の味
- 2022年、自然災害、ウクライナ侵攻、物価高騰など厳しい状況が増し、わが身も高齢者の仲間入りをして気持ちが萎(な)えることもしばしばでした。田んぼの用水が不足し、除草剤に頼らず抑草するための深水管理も思うに任せずヒエまみれのほ場も…
■2022年11月14日(第1529号)
- 小中学校給食無償化 青森市で実現!!
- ウクライナ危機や円安。新型コロナ禍などで高騰する食材費や燃料費のため、全国の学校給食もコスト高に直面しています。家計の負担を減らすためにコロナ対策費として充てられる国の地方創生臨時交付金を活用して給食費を無償化する自治体が増えています。青森市は今年の10月から臨時交付金を活用して、市立小中学校給食が無償になりました。中核都市としては全国で初めてです。無償化を実現した青森市での運動と取り組みを紹介します。
- 11・3憲法大行動
- 文化の日当日、国会を取り囲むように4200人(主催者発表)が集まりました。「武力で平和はつくれない。つなごう憲法をいかす未来へ。11・3憲法大行動」が総がかり実行委員会の主催で開かれました。76年前のこの日に公布された日本国憲法への思いを、様々な立場の市民が語りました。
- 農民連全国代表者会議での発言
- 農民連全国代表者会議(10月6日)での北海道と宮崎県の発言を紹介します。
- 農のこころ
- 新米が届きし朝の陽射しかな
- 日本でも広がるオーガニック給食
- 「全国オーガニック給食フォーラム〜有機で元気!」が10月26日、東京都中野区の、なかのゼロ大ホールで開かれ、会場1100人、全国61カ所のサテライト会場900人、オンライン1800人が参加しました。主催は「全国オーガニック給食フォーラム〜有機で元気!〜実行委員会」です。
- ストップ! 押しつけ輸入米(ミニマム・アクセス米)(1/3)/(2/3)/(3/3)
- 国民にとって不必要、国内米生産の邪魔、税金ムダづかい――「3点セット」のミニマム・アクセス米(MA米)輸入をストップさせることが、いま緊急の課題になっています。
農家に米価暴落を押しつけながら、国産米よりはるかに高く、需要もないアメリカ産米を輸入し続ける政府を告発し、国民的な共同で税金のムダづかい、MA米輸入をストップし、食料危機打開をめざしましょう。
- この人
- 10月から農民連本部に新しい仲間が加わりました。広島県広島市出身の村上結さん(41)です。新聞「農民」の編集部を中心に活動予定です。
- 今すぐ乳価引き上げと
経営継続へ支援が必要
- 10月29日、千葉県農民連の梅澤準事務局次長、信川幸之助事務局員と農民連本部の満川暁代常任委員は、千葉県内の畜産農家を訪問し、畜産農家の緊急要望書への参加を呼びかけ、懇談しました。
- 肥料高騰対策支援事業を
活用し農業経営の継続へ
- 大阪農民連・阪南支部協議会(山下博会長)は10月4日に続いて16日に大阪農民連税金対策部責任者の竹島茂直さんを迎えて「農家のための勉強会」を泉佐野市内で開催しました。今回も稲刈り、作付けなど多忙ななかで12人が参加、両日でのべ24人が参加し、「肥料高騰・インボイス対策、確定申告準備」について学習交流を深めました。
- 「たべきめキャンペーン2022」
- この日は本来、世界中の人びとが豊かな食生活を送れるように、という思いで設定されました。
- 和牛新時代は女性が開く
- 先ごろ鹿児島県で開催された第12回全国和牛能力共進会会場(霧島市)で島根県奥出雲町から参加したおふたりにインタビューしました。
- 愛知県の渥美どろんこ村が絵本を作成『たべる たべる いのちをたべる』/イラスト
- 愛知県田原市で野菜や米の生産、豚やヤギ、鶏も飼育して、生産から加工、販売と、子どもからおとなまで農業・農村生活体験を受け入れている渥美どろんこ村(アツミ産直センター会員)が絵本『たべる たべる いのちをたべる』を8月に発行しました。
- 旬の味
- 9月に台風14号が発生。「今まで経験したことのない暴風、一部家屋倒壊のおそれ」。私には1999年9月の台風18号が思いだされた。稲は倒伏、かんきつは4割落果。住居納屋の瓦は飛ばされ、甚大な被害
■2022年11月7日(第1528号)
- このままでは経営続けられない!/畜産個人要望書の取り組み各地で
- 「飼料も何もかも高騰しており、このままでは経営が続けられない。畜産農家への支援を早急に行ってほしい」――農民連は10月21日、この日までに全国の畜産農家から寄せられた「畜産経営を継続するための緊急要望書」を、長谷川敏郎会長から野村哲郎農水大臣へ、手渡しました。
- 止まらない円安・物価高
- 岸田政権の支持率急落と円安・物価高が止まりません。
- 畜産経営継続の緊急要請
- 10月21日、野村哲郎農水大臣への畜産危機打開の直訴の前に、農民連本部は長谷川敏郎会長を先頭に国会議員室を訪問、畜産農家の経営危機の実態を訴え、協力を要請しました。
- 農のこころ
- 持っていけ安値揃いの豊の秋
- 原職復帰と損害補償を求めてたたかいは続く
- 2010年の大みそかにJAL(日本航空)でパイロット(乗員)と客室乗務員165人が不当解雇されてから、まもなく12年になろうとしています。不当解雇撤回のたたかいはいまどうなっているのか。JAL被解雇者労働組合(JHU)の山口宏弥委員長に聞きました。
- STOP! インボイス10・26 日比谷MEETING/第17回GMOフリーゾーン運動全国交流会 in TOKYOプレイベント 映画「給食からの革命」&講演会
- 「インボイス制度(適格請求書等保存方式)を考えるフリーランスの会」(通称STOP! インボイス)は10月26日、東京日比谷野外音楽堂で「#私がSTOP!インボイスの声をあげる理由 STOP! インボイス10・26日比谷MEETING」を開き、1200人が集まりました。
- 諫早湾の開門をめぐる2つの訴訟が進行中
- 諫早湾の開門をめぐる請求異議訴訟が、最高裁に上告され審理中です。原審である福岡高裁の差し戻し審判決は、司法のルールを逸脱した事実上の「再審」とも言える不当な判決であり、干拓事業や有明海の漁業・自然環境について事実誤認も多くあることから、「有明海漁民・市民ネットワーク」は最高裁に原判決の破棄を求める要請書を10月26日に提出しました。
- 旬の味
- ラジオから、驚くニュースが…。牛のゲップとふん尿に課税するニュージーランドの話だった。CO2を削減するための取り組みとしてもそういう発想なのかと何とも複雑な気持ちになった
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