農のこころ丸山美沙夫
新米が届きし朝の陽射しかな 岩上かし子 俳誌『しなの』から。今年の稲の収穫はどうだったか。風水害も大過なく新米が採れた喜び。低米価に対する不満はあるが、こんな嬉しいことはない。自家用はさっそく精米して、遠く働いている息子や娘たちに送る。届いた瞬間の弾んだ電話の声。家族の絆や縁者との親交も深めるとき。「朝の陽射し」に込めた感動だ。
(新聞「農民」2022.11.14付)
|
[2022年11月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2022, 農民運動全国連合会