2016年8月
■2016年8月29日(第1227号)
- 大会に向け要求運動を発展させ 全会員参加による拡大運動を
- 「5年後の地域がどうなっているのか、どうすればいいのかという答えを探しにきました。市町村や農協とも連携することが必要だと思いました。そのためにも農民連をつくり、大きくしていくことが大切。がんばりたい」(三重県・中西長市さんの感想)――2016年農民連全国研究交流集会が8月4、5の両日、福島県の土湯温泉(福島市)で開かれ、全国33都道府県から223人が参加し、学習と交流を深めました。
- 危険を招くTPP 生活分野に悪影響/地域をダメにするTPP反対 農業者と連携してたたかいぬく
- 新潟県長岡市を中心とした諸団体や労働組合で構成する「くらしとTPPを考えるサマーフェスタ@アオーレ2016」実行委員会は8月11日、アオーレ長岡を会場にTPPを広く市民に知ってもらうサマーフェスタを開催しました。開催にあたってはJA中央会やJAにいがた南蒲、保険医会、民医連、栃倉法律事務所などが協賛団体となり、長岡市や同市教育委員会、新潟日報、長岡新聞、NCTが後援。市民ら約1500人が参加しました。
- 2016年原水禁世界大会に参加して
- 8月4日から6日まで、原水爆禁止2016年世界大会に新日本婦人の会大田支部の代表として初参加しました。猛暑の広島は予想を超えて蒸し暑く、71年前の8月のあの日もこんな朝だったのだろうかと惨劇を想像し、そして核兵器廃絶を強く思う、充実した3日間でした。
- 農のこころ
- 出穂揃ひ稔りは田毎ふくらみぬ
- 全国研究交流集会 分科会
- 住民税まで見すえた申告運動が重要/地産地消、農福連携など取り組みを多彩に/地域資源を農業守る力に農民連が運動を担おう/奈良の就農支援に学び各地の経験を交流/世論と運動の強化がカギ ネットワークの拡大を
- 全国研究交流集会オプションツアー(1/2)/(2/2)
- 全国研究交流集会の終了後(8月5日)、希望者はオプションとして被災地コースと太陽光発電に分かれて視察を行いました。
- 太陽光発電所の除草に羊がやって来た!
- 合同会社のうみんでんが、2015年2月に郡山市熱海町石筵(いしむしろ)につくった太陽光発電所。
- 豆腐料理にもっと親しんで!/TPPで農民をだました自民党…
- 今年は「国際マメ年」です。当会は豆料理にもっと親しんでもらおうと、シリーズで「国際マメ年」企画に取り組みました。
- 劇団「青年劇場」が「郡上の立百姓」上演/公演日程
- 劇団「青年劇場」はこの秋、第115回公演として、郡上一揆を描いた「郡上の立百姓」を上演します。農民連の白石淳一会長と、主人公で一揆の若き指導者、定次郎を演じる青年劇場の清原達之さんとが対談しました。
- 「立」と「寝」双方が力を合わせTPP断固反対に全力を
- 「広辞苑」第5版で調べても、「立百姓」という言葉は出てこない。青年劇場が公演する「郡上の立百姓」は、原作者の、こばやしひろしさんの創作語だと思うが、見事に郡上一揆の農民のあり様を表していると思う。
- 地域の話題あれこれ
- 田植えの準備で忙しかった3月、千葉県の印旛沼周辺の水田地帯にある一つの集落で次のようなことがありました。
- 農民連青年部 夏の学習交流会
- 農民連青年部は7月30、31の両日、夏の学習交流会を宮城県仙南地域で開催しました。今回のテーマは「攻めの農業のカタチ 大規模小規模どっちが希望?」です。仙台市内の大規模施設園芸法人と亘理町の家族経営果樹園を視察し、今後の地域農業のあり方を考えてほしいと企画しました。
- 旬の味
- 今年の夏はとくに暑い日が続きます。私の地域では梅雨明けから、雨らしい雨がなく、栽培しているキウイフルーツや、刀根柿への潅水(かんすい)作業が一番の仕事になっています。1年1回の収穫の喜びを求めて、精いっぱい育て上げ、「おいしい、甘い」と喜んでもらいたいからです
■2016年8月15日(第1226号)
- 生産と地域を守る産直事業を発展させよう
- 農民連ふるさとネットワークは7月28日、東京都豊島区の東京労働会館ラパスホールで、第13回総会を開き、28都府県から73人が参加しました。
- 県漁民組合2人が見事当選
- 岩手海区漁業調整委員会選挙が7月25日告示、8月3日投票で行われました。
- 県独自で対策の充実を
- 福岡県の農産物の鳥獣被害額は北海道に次いで全国2位、被害面積あたりでみると北海道の10倍以上にもなります。きわめて深刻な鳥獣被害対策は待ったなしの課題です。7月28日、福岡県農民連は福岡県に被害対策を求める要請を行い、福岡県庁で懇談会が行われました。
- 野党統一候補・鳥越さん健闘も及ばず
- 東京都知事選挙が7月31日投票で行われました。
- 農のこころ
- 手触りのひと声が寄す稲の出穂
- BSE検査 来年から全廃/TPPを批准させない! 全国共同行動―8・20キックオフ集会
- 内閣府の食品安全委員会が6月、現在48カ月齢超のと畜牛に義務付けているBSE(牛海綿状脳症)の検査を、「全廃しても人への健康影響は無視できる」とする答申案をまとめました。厚労省は来年にも検査を廃止する方針です。
- 熊本地震その後
- 熊本地震は2カ月半が過ぎ、被災地、被災者は少しずつですが、復興への道を歩み始めています。熊本県農民連の支援活動は梅雨の時期には休みましたが、その後、再開し、毎週金曜日に益城(ましき)町に米、野菜などを届けています。
- 地域の話題あれこれ
- 土曜日、朝早くから餅つきの音が響きます。京都府伏見区の農民連事務所前の駐車場で20年以上続く朝市の光景です。産直センターの移転に伴う跡地の活用を検討する際に、地域住民にアピールできて、親しまれる取り組みにしようということで始まりました。
- 枝豆とかぼちゃの畑で収穫から出荷まで体験
- 大阪府の阪南F産直センターと大阪産直センターは、新日本婦人の会のみなさんと7月19日、熊取町の北川さんの畑で収穫体験交流会を行いました。
- 旬の味
- 夏本番になりました。愛媛では36度ほどの猛暑が続いています。まだ愛媛の暑さに慣れず今年もやはり、熱中症になりました。風邪もひきダブルでダメージを受け病院で点滴……。その後体調がよくなり、4月から始めたお店の運営を毎日がんばっています
■2016年8月8日(第1225号)
- 全国からカンパと期待の声
- 農民連食品分析センターの新検査機器(遺伝子組み換え、残留農薬)導入募金に対して、全国のみなさんから多額の募金が寄せられています。今回、募金活動を旺盛に進めている、長野県教職員組合と新日本婦人の会東京都本部の取り組みと分析センターへの期待の声を紹介します。
- 損害賠償の打ち切りやめろ
- 農民連は7月27日、福島第一原発事故の損害賠償について、東京電力本社と交渉を行いました。交渉には宮城、山形、栃木、茨城、埼玉、千葉の代表者のほか関西の原木シイタケ生産者など20人が参加しました。
- シイタケ原木の不足・高騰深刻
- シイタケ原木が全国的に不足し、価格が高騰している問題で、農民連は7月27日、林野庁に安定供給対策を求める要請を行いました。要請には大阪、和歌山、奈良、宮城の各府県の原木シイタケ生産者や事務局などが参加しました。
- 参院選で示された農民の声 新年度予算に反映せよ
- 「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動実行委員会は7月22日、農水省に、2017年度予算編成にあたっての申し入れと交渉を行いました。農民連からは笹渡義夫副会長、吉川利明事務局長、ふるさとネットワークの湯川喜朗事務局長らが参加しました。
- 農のこころ
- 夏草やわが錆鎌は降参す
- 本の紹介/「季刊地域」26号(農文協) 小農の使命――むらに農家を増やすこと
- 「攻めの農協」「規模拡大」が叫ばれる一方、「小農」という言葉が注目を集めています。
- 熊本地震復興に役立てて!! 支援みそ600キロ作りました
- 18年目を迎える福岡県みのう農民組合の大豆畑トラスト。今年最初は、もうすぐ梅雨の明けそうなぐずついた日の7月10日に行いました。晴れでも雨でも、うきは市の「道の駅うきは」の会議室で行うことを決めていました。
- 農薬も化学肥料も減らした イネの生育はどうかな?
- 大阪府能勢町の米産直出荷組合は7月10日に田まわり勉強会を開催し、組合員7人が参加しました。
- 菅原さんの呼びかけを受けエゴマ作り 安全な食を考える会
- 神奈川県愛川町は、県北部にあります。私たち愛川町の「安全な食を考える会」(松下憲司会長)は、故菅原文太さん=俳優=の妻で農民連会員の菅原文子さん(山梨県北杜市)の呼びかけを受け、エゴマを作ることになりました。
- 旬の味
- 参議院選挙は、本紙で宣言した通り、自分なりにがんばり抜きましたが、両親や姉も鹿児島に帰ってもたたかっていました。父は、腰椎圧迫骨折で痛みをおして投票してから入院しました
■2016年8月1日(第1224号)
- 参院選ふり返って/2016年米屋さんと生産者をつなぐ交流会
- 7月10日投開票の参議院選挙で、全国11の選挙区で野党統一候補が勝利しました。前号に続き、選挙戦を振り返って青森、山梨、沖縄からリポートします。
- 鳥越野党統一候補を推薦/築地市場の移転はダメ
- 東京農民連は7月18日、都知事選挙(31日投票)に立候補した野党統一候補・鳥越俊太郎さん(ジャーナリスト)の選挙事務所(東京・青山)を訪れ、推薦状と、鳥越候補に託す要望書を手渡しました。
- 参院選の成果に確信をもって 大会向け秋のたたかいに全力を
- 「2016年農民連全国研究交流集会」が8月4、5日に福島県の土湯温泉で開催されます。
- 安倍改憲は許さない
- 戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・活かす共同センター(憲法共同センター)は7月13日、東京・新宿駅前で憲法9条を守る9の日宣伝を行いました。
- 農のこころ
- 胡瓜蔓暁けの虚空に踊り出す
- 岩手県漁民組合から2人が立候補/日本母親大会in石川・福井に集まりましょう
- 東日本大震災以降、岩手県内沿岸の漁業者は生業の復興にむけて日々努力を続けています。一方で、資源管理のありかたやルールづくりなどをめぐって、様々な声が漁業者からあがっています。
- 期待します!/引き続き新機器導入募金にご協力下さい
- 農民連食品分析センターの新検査機器導入募金が全国から寄せられています。みなさんのご協力に心から感謝いたします。お寄せいただいた募金とともに心温まるメッセージを紹介します。
- “でっかい”“あったッ”親子で楽しく交流会/食への関心高まった
- 7月17日に、今にも降りだしそうな空模様のもと、新日本婦人の会白山支部の皆さんが石川農民連会長の私の畑で、春に植えたジャガイモの収穫作業を行いました。
- 地域の話題あれこれ
- 埼玉県一の米生産地、加須市で3年前から、酒米生産者、酒卸業者、小売商組合が「加須市の酒米と地酒協議会」(市やJA、商工会などが協力)を結成し、地域おこしのために地酒や酒米づくりに励んでいます。
- 旬の味
- 青葉の色が一段と濃くなり、いまだ関東、東北は梅雨の中にあっても時折強い日差しもあり、間もなく夏本番を迎えます。今年の福島は降雨が少なく高温で推移し、成長の早い桃の収穫が始まりました。果樹農家は大忙しです
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