「農民」記事データベース20160808-1225-08

農薬も化学肥料も減らした
イネの生育はどうかな?


大阪 能勢の米産直出荷組合
田まわり勉強会

 大阪府能勢町の米産直出荷組合は7月10日に田まわり勉強会を開催し、組合員7人が参加しました。

 新日本婦人の会との産直米の出荷基準が、化学農薬、化成窒素が慣行栽培の2分の1以下となっているため、みんなで経験を出し合い、農薬や化成肥料を減らして栽培しています。こだわった栽培方法で、生育状況がどうなのかをみんなでお互いの田んぼを見回って状況を確認しました。

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生育状況を確認中

 農薬については、温湯消毒で大幅に削減できました。化成肥料については、削減して栽培した田んぼは、生育良好のところも多く、「これなら自分の田んぼ全体に広げてもいい」と確信を持った人もいました。

 一方、小規模で栽培している組合員の田んぼでは、少し生育が悪いところもあり、秋に鶏ふんや牛ふんで窒素分を足さなければいけないことなどの技術交換も行いました。

 終了後は、みんなで、鹿肉、しし肉のバーベキューで懇親会を行い、今後の米産直の展望など和気あいあいと話し合いました。

(農民組合大阪府連合会府連ニュースから)

(新聞「農民」2016.8.8付)
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2016年8月

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