農のこころ丸山美沙夫
手触りのひと声が寄す稲の出穂 美沙夫 青稲の茎が膨らみ出すと、出穂がはじまる。毎日のように田水の管理をし、生育をはかってきた今朝の出穂である。コメづくりも大変な時代に直面しているが、稲作農家にとっての嬉しいひと時である。瑞々しい浅緑の稲穂は朝日に輝く。畦の上から一株を手繰り寄せて穂の粒状を探って見たりする。思わず農の一声も。
(新聞「農民」2016.8.15付)
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[2016年8月]
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