参院選の成果に確信をもって
大会向け秋のたたかいに全力を
農民連全国研究交流集会
に参加しましょう
「2016年農民連全国研究交流集会」が8月4、5日に福島県の土湯温泉で開催されます。
TPP批准阻止を
今回の研究交流集会は、戦争法、TPPなど安倍政権の暴走ストップを掲げて32の1人区の全てで野党4党が統一候補を擁立し、野党共闘の力を発揮して11選挙区で勝利した歴史的な参院選の成果をうけて開催されます。
研究交流集会では、参院選での成果を全国のものにし、新しい国会情勢を踏まえた秋のたたかい、とりわけ臨時国会でのTPP批准を阻止するたたかいの意思統一を行います。また、TPP・農政改革とのたたかいの展望を学ぶために、九州大学名誉教授の村田武さんに講演をいただきます。全国研究交流集会で学び、たたかいを草の根からさらに広げ、地域農業再生を勝ち取る決起の場としましょう。
また、来年1月に開催される第22回農民連定期大会を5カ月後に控えて、前大会で決めた方針の総仕上げのために、とりわけ会員と新聞「農民」読者拡大目標の達成に向けた契機にすることが求められています。
今回は、東日本大震災から5年が過ぎても、いまなお10万人が避難生活を送っている中で、損害賠償打ち切りとたたかい、生産に励み、再生可能エネルギーにとりくむ福島県で開催します。
各地で多様な運動や拡大の取り組みを前進させ、成果を交流できるように準備しましょう。
5分科会でも討論
1日目は、常任委員会から「参院選分析とTPPの現局面及び秋のたたかい・第22回定期大会に向けての仲間づくり」などの問題提起。そしてなりわい裁判原告団長の中島孝氏から「福島原発事故の現状とたたかい」の報告、特別発言として「熊本震災の現状と救援活動」「TPPのたたかいと参院選勝利」「生産と組織の担い手づくり」を予定しています。
2日目は、分科会討論。今回は、(1)税金、国保などの要求に強い農民連と仲間づくり、(2)生産と多様な流通、地域作り(3)再生可能エネルギーを広げ、原発ゼロへ(4)生産と運動の担い手をどう作るか(5)TPP阻止・農政を変えるたたかいの5つの分科会を持ちます。
また、2日目終了後には、(1)太陽光発電コース(2)飯館村と浜通り農民連「野馬土」を見学する被災地コースの2つのオプションツアーを準備しています。
(新聞「農民」2016.8.1付)
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