熊本地震復興に役立てて!!
支援みそ600キロ作りました
福岡 みのう農民組合大豆畑トラスト
18年目を迎える福岡県みのう農民組合の大豆畑トラスト。今年最初は、もうすぐ梅雨の明けそうなぐずついた日の7月10日に行いました。晴れでも雨でも、うきは市の「道の駅うきは」の会議室で行うことを決めていました。
みのう農民組合でも、8回にわたって地震被害の熊本に支援物資を届けてきましたが、いっこうに復興の兆しのみえない厳しいものを感じています。そこで、このトラストで、600キロのおみそを作って、支援物資の一部にするつもりです。
50人の参加で、きっと根をあげるのではないかと思っていたのですが、なんと1時間半ほどでできあがり!! 今回、初参加の方は3組、6人で、みなさん、ずいぶん慣れてこられたのだなあ、と感心しました。
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みんなで楽しくみそづくりをしました |
最後に昼食をとりながら、自己紹介・交流するのですが、これが楽しみ。初めて参加した福岡市のご夫婦は、「久しぶりの夫との共同作業で楽しかった」と語り、嘉麻(かま)市から参加した女性は「一度途中でトラストをやめたが、みその味が忘れられず、また参加することにした。みそ作りも楽しいし、日本の農業を考えるきっかけにもなる」と話していました。
以前中国からの留学生と参加された福岡市の男性は「留学生は帰ってしまったが、メールのやり取りの中で、みそ作りが楽しく、思い出に残っている、と書いていた」と述べました。会場には、熊本県益城町の写真を張り、忘れないで息の長い支援をする必要性も訴えました。
(福岡・みのう農民組合 金子徳子)
(新聞「農民」2016.8.8付)
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