農のこころ丸山美沙夫
出穂揃ひ稔りは田毎ふくらみぬ 熊谷 加舟 稲の出穂どきは浅緑であるが、日一日と稲穂の粒がふくらみ、実がひき締まっていく。穂首を傾げ黄ばみはじめると田面がふくらんで見える。「田毎ふくらみぬ」と愛着を詠みとっている。もう三週間もすれば稔の秋となるだろう。心配なのは台風の到来、農政への不安。先人の拓いた田圃のコメ作り守りたいものだ。
(新聞「農民」2016.8.29付)
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[2016年8月]
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