「農民」記事データベース20160808-1225-09

菅原さんの呼びかけを受け
エゴマ作り
安全な食を考える会

神奈川・愛川町


俳優・文太さんゆかりの畑で栽培

 神奈川県愛川町は、県北部にあります。私たち愛川町の「安全な食を考える会」(松下憲司会長)は、故菅原文太さん=俳優=の妻で農民連会員の菅原文子さん(山梨県北杜市)の呼びかけを受け、エゴマを作ることになりました。

 文太さんは生前、軽トラックのテレビコマーシャルに出演していましたが、このコマーシャルを撮影した畑が、今エゴマを栽培しているところです。エゴマ栽培の呼びかけがあったとき、この撮影のことが頭の中によみがえり、これも何かの縁ではと思い、栽培することにしました。

画像
成長中のエゴマ(神奈川県愛川町)

 畑は前作が野菜でしたので、石灰の散布だけをしました。6月15日に種まきをし、面積は20アール強です。栽培状況は良好で、5日後には発芽し、7月10日前後に除草作業をしました。25日までに間引き作業を行い、現在、草丈50センチまで成長しています。

 今後は、取り残した雑草を取る作業が中心で、収穫まで、害虫の発生など思わぬこともあるでしょうが、大事に育てていきたいと思います。

 間引きしたエゴマは、「しょうゆ漬け」や「キムチ漬け」など、おいしい食べ方を広げる工夫をしようと、会員が持ち帰って、それぞれのやり方で利用しました。

 エゴマ栽培を始めた人たちやグループの研究会を、収穫後にぜひ開催したいと計画しています。

(神奈川・愛川町安全な食を考える会 高橋康雄)

(新聞「農民」2016.8.8付)
ライン

2016年8月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2016, 農民運動全国連合会