「農民」記事データベース20160801-1224-08

ジャガイモ掘り

“でっかい”“あったッ”
親子で楽しく交流会

石川農民連と新婦人白山支部

関連/食への関心高まった


 7月17日に、今にも降りだしそうな空模様のもと、新日本婦人の会白山支部の皆さんが石川農民連会長の私の畑で、春に植えたジャガイモの収穫作業を行いました。

 5月にギックリ腰になったため、土寄せや除草が十分にできず、心配でしたが、子どもたちは芋が見つかると、「でっかい!」「あった!」と歓声を上げていました。

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大きなジャガイモが掘れたヨ

 子どもたちは、バッタの抜け殻を見つけたり、カエルを捕まえたり、畑の横の用水で「川ガニ」も見つけたり。田んぼや川の虫や魚が減っているなかで、U字溝のような用水路の中でカニがいるなんて、「よくぞ生きているもんだ」と、一同びっくりしました。きっと本流の川から流れてきたのでしょう。今時珍しいので子どもたちみんなに見せてカニは川に返してやりました。

 掘りたて芋などの手作り料理で食事

 町内の集会所で、掘りたてのジャガイモと、農民連会員の方の無農薬トマト、キュウリ、ナスなどを使った、新婦人会員さんの手作り料理でお昼ご飯を食べました。

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おいしい料理に大満足

 親子合わせて28人が参加し、自己紹介を兼ねた交流では、お父さん方から「親子で楽しめて、食事もできるこの企画にまた参加したい」との感想も出され、楽しい交流会となりました。帰りには、男爵とキタアカリの2種類のジャガイモを持ち帰りました。次は10月にサツマイモ掘りの交流会も企画しています。

(石川農民連 宮岸美則)


田植え交流会

食への関心高まった

みのう農民連組合が新婦人久留米支部と

 福岡・みのう農民組合の米部長、上村庫史さん(朝倉市)のほ場で7月3日、新日本婦人の会久留米支部との共催で田植交流会を行い、50人を超える方々でにぎわいました。そのうち小学生以下は20人です。

 田植え後の水遊び子どもは大喜び

 最近は北九州や福岡県の東南に位置し、大分県とも接する添田町の方も参加するようになりました。田植えは、みなさん慣れてきたのか順調で、むしろ小さい子どもたちは横の用水路に興味津々。水が冷たいので、はだしで用水路に入ります。水の流れが速いので、目は離せません。田植え後の用水路での体洗いが、一番盛り上がったかも……。みなあがりたがりません。

 たっぷり遊んだ後は、お昼。ご飯と豚汁が待っています。千葉・多古町旬の味産直センターからのとうもろこしには、みな、「あま〜い!!」。その他サラダや地元の大豆で作ったお豆腐などを満喫しました。

 佐々木督文書記長の桃をベースにしたスムージーを小学生の子どもたちが作って、みなさんに振る舞っていました。

 北九州からの参加者は、「5月ごろから、いつやろか、いつやろか(いつだろうか、と言う意味)と、とても楽しみにしていて、食への関心が高まった気がしている」と語り、久留米のお母さんは「子どもたちと田植えができ楽しかった。稲刈りにも参加したい」と話しました。

 子どもたちは「田んぼの中に入ると、ちょっと気持ち悪かったけど、楽しかったです」「足がひんやりしてきもちよかったです」と感想を寄せました。

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)

(新聞「農民」2016.8.1付)
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2016年8月

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