2005年10月
■2005年秋・冬号外
- “農民の心”こめて食と農の情報を発信
- 農産物が洪水のように輸入されて国内価格を押しつぶし、米価は水より安くなっています。食の安全が脅かされ、食糧自給率は低下する一方です。
- 国民と手をつないで食と農を守る
共同を広げる新聞「農民」をどうぞ!
- 農民連は全国で4万人の農家が加入する、政府や政党、農協から独立した農家のための団体です。
■2005年10月31日(第706号)
- みんなで助け合い“地域づくり”“ものづくり”
- 岩手県江刺市の「夢の里工房はらたい」は、売り上げ好調な人気のパン屋さん。パンの原料は地元で採れたお米、いま注目の米粉パンです。もちもちした食感が特徴で、「こんなに体にやさしいパンは他にない」と、お年寄りにも評判です。
- 危険な米牛肉の輸入許すな 輸入再開の諮問すぐ撤回を
- 「国民の生命と健康をブッシュ大統領への手土産にするな」――。BSEの発生でストップしているアメリカ産牛肉の輸入解禁問題が緊迫しています。食品安全委員会プリオン専門調査会は10月24日、答申案の大詰めの審議をおこない、小泉内閣は国民の不安を顧みることなく、11月中旬のブッシュ来日までにこの問題を解決しようと急いでいます。全国食健連、農民連は20日、「危険な牛肉の輸入を許すな」「農水省は輸入再開の諮問を撤回せよ」と、農水省の前で座り込み行動を行い、約100人が参加。同省と食品安全委員会に対して要請しました。
- 農民連本部が全中と懇談
- 農民連は十月十九日、東京・大手町のJAビルで、全国農業協同組合中央会(JA全中)の松岡公明・基本農政対策部次長らと懇談。農民連からは、佐々木健三会長、真嶋良孝副会長、堂前貢副会長(農民連ふるさとネットワーク代表)、笹渡義夫事務局長ほか3人が参加しました。
- WTO香港閣僚会議/何が問題になっているのか
- (2)輸出補助金と(3)国内支持の問題を一緒に説明します。WTO農業協定のなかに、各国の農業政策や補助金にくちばしを突っ込む内政干渉条項が盛り込まれました。理屈は、貿易をゆがめる可能性のある各国の農業政策についてはWTOが一定のルールを作り、律するということです。
- どうなる! 学校給食 食料自給率
- 新「食料・農業・農村基本計画」では、2007年産から、麦・大豆の交付金について、これまですべての農家を対象にしていたものを、一定の要件を満たす農家に限定します。これによって学校給食や食料自給率はどうなるのか。小麦の主産地、埼玉、群馬両県をみてみました。
- 平和憲法を守ろう/WTO・香港行動へ代表送ろう手製手ぬぐい作ってカンパ活動
- 今年3月8日にブラジルを出発した「2005年世界女性行進」が10月17日、西アフリカのブルキナファソにゴールしました。この日にあわせて、世界各地で「平等・自由・連帯・正義・平和」を掲げて連帯の行動が取り組まれました。
- 食と農・秋
- ドイツの特急列車、ICE(超特急)、IC(特急)、EC(欧州都市間特急)に乗って、都市間を移動していると、のどかな農村・田園風景が旅の疲れをいやしてくれます。列車が通り過ぎるそばを馬が草をはみ、牛が放牧されています。
- 食べもの通信/スローフード楽しく味わう
- 家庭栄養研究会と食べもの通信社は10月16日、食と健康、農業を守る共同の月刊誌「食べもの通信」創刊35周年を祝う交流会を都内で開き、消費者、農家、栄養士ら150人が参加しました。
- “おイモがとれたょ”“オオッすごいなぁ”
- 春日部楽農倶楽部は10月9日、埼玉県春日部市内牧でサツマイモの収穫祭を開きました。小雨の降る中でしたが、小学3年生から70歳代まで40人が参加。イモ掘りの後は、高橋晃会長の庭で焼きイモやヤキソバ、焼き肉、豚汁を食べながら親ぼくを深め、楽しいひとときを過ごしました。
- ふるさとネットワクワクだより
- 福島・浜通り農産物供給センターには、半農半漁の組合員も多く、海産物の販売にも取り組んでいます。
- 旬の味
- 昨年2月、反戦ビラを配っただけで「住居侵入」で逮捕されるという事件が起きた。テレビでニュースを見たとき、「ドロボウでもないのにおかしいね」と、夫と話した記憶がある
■2005年10月24日(第705号)
- “食料主権”を確立しよう/WTOに一言いいたい―声を募集
- WTO香港閣僚会議(12月13〜18日)まで2カ月を切りました。これに向けてアメリカ、EUなど一部の国による“談合”会合が繰り返されています。「香港に向けて何が問題になっているのか」「農民連はどう臨むのか」――全国食健連代表者会議(10月1日)での真嶋副会長の報告を、その後の情勢を加筆して紹介します。
- 農民連・食健連の香港行動 参加者 目標の100人突破
- 農民連・食健連がとりくむ香港WTO閣僚会議行動(12月10〜19日)の参加者が、目標の100人を突破しました。香港では、農民連が5月に加盟した世界的な農民組織、ビア・カンペシーナと一緒に行動します。ビア・カンペシーナのスローガンは「WTO体制の十年はもうたくさんだ! WTOを食糧と農業から追い出そう」です。
- 野菜暴落/ブランド枝豆がセール品に!冷凍野菜輸入激増が一因
- 今年の山形・鶴岡産「だだちゃ豆」の価格は、一袋(250グラム)なんと198円まで下落。地元では、「一昨年、昨年と2年続きの不作に泣き、『今年こそは』との思いが通じて豊作になったというのに、前年の480円に比べて半値以下だ…」とガッカリ。同様に、新潟茶豆も苦戦。「日本農業新聞」は、「ブランド商品が、初めてセール品に。豊作に輸入品追い討ち」と報じました。「だだちゃ豆」や新潟茶豆の価格暴落の原因は、輸入冷凍エダマメです。
- 米国産牛肉輸入解禁許すな/盗っ人猛々しい牛肉解禁論
- 東京農民連は10月9日、立川市民会館で「BSEや外国産野菜など―食の安全問題の学習講演会」を開催。農民連会員をはじめ、新日本婦人の会、都職労経済支部、東都生協、母親シャボン、母親連絡会などから42人が参加しました。
- 私の通信活動
- 愛媛県農民連が9月27日に開いた夏期研究交流集会で、大道法幸さんが、新聞「農民」への通信活動について発言しました。その一部を紹介します。
- 楽しかった カマをしっかり持って稲刈り/いまなお残る稲の天日干し
- 東京都の東久留米市立第九小学校の児童105人(5年生、3クラス)は10月6日、埼玉県坂戸市の米農家、原秀夫さんの田んぼを訪れ、稲刈りを体験しました。
- グラフにみる異常な米価
- 稲作農家の労賃は、1日たった3000円。大企業の労働者の「時給」なみでしかない――「こんな価格では米を作り続けられない」と悲鳴があがる米価の異常ぶりは、政府の統計からも明らかです。
- 食と農・秋
- いま収穫の時期を迎え、日本の農家は稲刈りや収穫に追われています。来年、サッカー・ワールドカップを控えるドイツでも、秋は収穫の季節です。食と農をめぐるドイツの秋を紹介します。
- この人/長野・阿南町で自然養鶏を営む 伊豆光男さん(55)光枝さん(56)
- 「農業はいいですよ」って、会う人ごとに言っているそうです。
- 本の紹介/中田謹介・著「猫めぐり日本列島」
- 猫と農業―みなさんは、どんなつながりを連想しますか。著者の中田さんは、長年、農山漁村文化協会で江戸期の農業書の復刊をする仕事をしてきました。その際、当時の養蚕技術の指南書のさし絵に、猫がよく登場しているのに気付きました。養蚕になぜ猫が?
- 旬の味
- 秋たけなわだが、秋にはさまざまな形容詞がつく。実りの秋、読書の秋、スポーツの秋、さらに食欲の秋など、いずれもいい季節であることを物語っている
■2005年10月17日(第704号)
- 野菜暴落 農民悲鳴
- 野菜産地から、ひどい価格の低下ぶりに悲鳴の声が上がり、自殺者まで出ています。キャベツ・ハクサイ・レタスは、何度となく産地廃棄しても価格が回復しません。一方、生鮮野菜の輸入量は洪水的。今年の上半期(1〜6月)は昨年同期比で、42%も増加。すでに過去最高だった01年の年間輸入量の約七割に達しています。国内の産地では野菜をつぶし、農家は低価格にあえいでいるのに、海外からの輸入は増える。まさに本末転倒! どこに「日本農業を守る」農政があるのでしょうか。
- 食健連が全国代表者会議
- 全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は、10月1、2の両日、東京都内で2005年全国代表者・活動者会議を開きました。20の都道府県と12の中央団体から68人が参加。食と農を守る各地の豊かな経験を交流し、10月中旬、11月中旬をヤマ場にした秋のグリーンウエーブ(食の安全と食料自給率向上、地域の発展をめざす全国いっせい共同行動)や12月の集結集会、WTO香港行動の成功など、活動方針を確認しました。
- 愛媛農民連 夏期研究交流集会開く
- 愛媛農民連は9月27日、夏期研究交流集会を西予市野村町の「乙亥の里」で、県内各地から45人を集めて開きました。直売所を通じて地産地消の先駆的な活動を広げている「百姓百品産直組合」の地元で開催し、直売所や地産地消の経験を学ぼうと当地で開いたもの。
- 沖縄/南風原町に農民組合再建
- 南風原(はえばる)町は、沖縄本島南部のほぼ中央に位置し、県都・那覇市に隣接しています。周りを6つの市町村に囲まれ、県内では珍しく海に面していない町の一つです。畜産や近郊野菜を中心に農業と織物などの生産が町の発展を支えてきました。近年は那覇市のベッドタウンとして都市化が進み、工場や企業の進出もめざましいものがあります。
- 急速にのびる地場学校給食
- 「地産地消と学校給食を考えるシンポジウム」が10月1日、京都市で開かれました。京都食健連などが実行委員会を作って開いたもので、約80人が参加。「学校給食が地域と子どもを育てる」と題して、自治体問題研究所の竹下登志成事務局長が講演。また、学校給食調理員やアレルギーの子をもつお母さん、農家をパネリストに、各地の地場産学校給食のとりくみを交流しました。
- 鹿児島 吾平町で肉用牛振興大会
- 鹿児島県肝属郡吾平(あいら)町で9月30日、吾平町肉用牛振興大会が開かれ、約200人の和牛生産者のほか、町議、役場関係者、JA肝付あいら町役職員、肝付共済組合や肝付畜連の代表など、合わせて250人が参加。「米国産牛肉輸入反対特別決議」を満場一致で採択しました。
- 梨産地・白井市議会で「火傷病」意見書採択
- 千葉県白井市議会は9月29日、「火傷病感染の恐れのあるアメリカ産リンゴの輸入に慎重な対応を求める意見書」を採択しました。
- 本の紹介/竹下登志成・著「続・学校給食が子どもと地域を育てる」
- 「地産地消」「食育」の必要性が叫ばれるなか、学校給食が、子どもたちの食習慣の乱れを正し、地域農業や地域経済を元気にする方策として注目されています。
- この人/京都の大規模稲作農家 松村 統克さん(61)
- 京都府の北部に位置する京丹後市、旧大宮町で10ヘクタール以上の水田を耕作するのは、松村統克(とうかつ)さん(61)。この地域では、一、二をあらそう規模の専業農家です。今年は、台風の直撃も避けられて、まずまずの収量。息子の茂樹さん(29)と稲刈りに忙しい毎日です。
- 太陽の恵み丸ごと/兵庫農民連醤油 農民連産直センター
- 兵庫農民連の会員が育てた大豆を使用し、一昨年の春に仕込んだ「兵庫農民連醤油(しょうゆ)」が1年半の熟成を終えて、今年6月から販売されています。
- 農民連(加美町)と新婦人(神戸市灘区)がイモ掘り/水のありがたさ実感しました
- 兵庫県加美町の農民連会員と新婦人灘支部が9月18日、イモ掘り交流会を開きました。春に植えたサツマイモを、毎年この時期に掘ります。参加者は、おとな30人、子ども8人、生産者は10人でした。
- 旬の味
- 2年後、麦類と大豆に対する国の補助金が、一握りの「担い手」を除いて打ち切りになる。農水省は口を開けば食料自給率の向上を言い、努力しているかのようなポーズをとるが、言うこととやっていることがまるで反対だ
■2005年10月10日(第703号)
- いま世界では上がり続ける米価
- 21世紀に入って世界の米価は毎年上がっているのに、米価が下がりっぱなしなのは日本だけ――。「水より安い米」が消費者の驚きを集めていますが、米価の異常ぶりは国際的にもきわだっています。
- 食卓から日本農業守ろう/“安全な国産品 自信をもって”
- 「日本農業を守らなければ、子どもたちの未来は守れない」――9月25日、新日本婦人の会(新婦人)のシンポジウム「日本の農業と産直運動の発展」が千葉・幕張メッセで開かれました。同会の「憲法大好き!9条でいこう!花ひらけ要求別小組フェスティバル」の一環として開いたもの。全国各地から約400人の新婦人会員が参加し、“仲間を増やして食卓から日本農業を守ろう”との気概があふれました。
- 米国牛肉の輸入に道開く危険/食健連がハガキ運動呼びかけ
- アメリカ・カナダ産牛肉のBSE危険度を審議している食品安全委員会プリオン専門調査会は9月26日、アメリカについての答申のたたき台を議論しました。
- おめでとう 食と農を守る 新聞「農民」700号
- メッセージ続報
- この人/都市農業の発展に意欲十分
- 東京都町田市で8月16日、東京農民連町田支部が結成されました。地産地消を進め、新日本婦人の会などとの産直を発展させることをめざしています。支部長に選ばれたのは、野菜農家で農業委員も務める田中仁司さん(57)。生協の協力も得て、NPO法人「たがやす」の設立に尽力しました。「たがやす」は、援農ボランティアの派遣、地場産野菜の普及活動などに取り組んでいます。都市住民の農業参加への意欲を生かすとともに、高齢化・後継者不足に悩む農家の労働力不足を補う役割を果たし、都市農業の活性化に貢献。援農ボランティアには、作業時間に応じた謝礼金と農産物が代価として支払われます。
- 河童相撲/ちびっ子カッパたちはっけよいのこった
- 岡県うきは市吉井町の高橋神社で、9月10日、河童相撲が行われました。1987年に郷土史家の金子文夫氏が発見した古文書「筑後楽由来」によれば、源氏に攻められた平家の一族が巨瀬川に追い詰められて戦死し、「河伯(かっぱ)」となったとか。この古文書の発見をきっかけにできた吉井町河童会が、秋の放生会(ほうじょうえ=供養のために、捕らえた生き物を池や野に放してやる法会)の出世相撲を50年ぶりに復活させ、河童相撲と呼ぶようになりました。
- 旬の味
- BSE、コメ改革、FTAなどがあっても総選挙ではどの党も農業だけはふれなかった
■2005年10月3日(第702号)
- 新聞「農民」700号記念特集号/あなたに
- 秋村 宏(『詩人会議』編集長)の詩です。
- おめでとう 食と農を守る 新聞「農民」700号(1/2)/(2/2)
- 激動する情勢のもとで農民を励まし、食の安全を追求し続けてきた新聞「農民」が700号に到達。各界の方々から寄せられたメッセージを紹介します。
- 「農民」700号のあゆみ/DVDで全紙面収録
- 新聞「農民」関係の年表です。
- WTO体制下、女性の悩み、要求はみんな同じ
- 「WTO体制に苦しむアジアの女性農業者の経験を交換しよう」「WTO香港閣僚会議に向けて女性の力を結集しよう」――。8月22日から25日にかけて、韓国で「ビア・カンペシーナ東南・東アジア女性農業者リーダー会議」が開かれました。
- 中越大地震 あれから一年/ボランティア活動の先頭に献身
- ひび割れた道路がところどころ陥没し、山崩れで茶色の土がむき出しに―。昨年の中越大地震の傷跡が今も生々しい新潟県十日町市の山間部。農民連会員の山本浩史さん(54)は、昼間は生コン会社で働く兼業農家。「震災からの1日も早い復興を」と、ボランティアに精を出しています。
- 読者からのお便り
- 生き方教えてくれる新聞「農民」/全頭検査は世界一輸入に転じないで/自民党一人勝ちどうしたこと!/「痛み」押し付けはねかえそう!/豊作喜び合える農政を求めます
- 食べもののウソのようなホントの話を聞きました/ハリケーン被災救援募金を
- 千葉県八街市で子育て真っ最中の親、それを応援する人たちでつくる「子育て応援ネット」が9月4日、農民連食品分析センターの八田純人さんを講師に「食べもののコワーイ話&ウソのようなホントの話」と題した学習会を開きました。
- 演劇/劇団民藝と無名塾「ドライビング・ミス・デイジー」
- 劇団民藝と無名塾が上演する「ドライビング・ミス・デイジー」。民藝の奈良岡朋子と無名塾の仲代達矢というベテラン俳優による夢の顔合わせが実現した舞台です。
- 苦労して働いたのに なぜ野菜って安いの?
- 東京・港区にある私立正則高校では、毎年夏に、農業、保育、介護などの職業体験学習に取り組んでいます。
- すばらしい食品分析センター
- 全国食健連などの招きで来日し、BSE問題で各地を講演してまわったジョン・スタウバーさんが、14日、農民連食品分析センターを見学。石黒昌孝所長と八田純人主任の丁寧な説明を受け、「アメリカでは、こんなにも一般に門戸が開かれ、設備の整った民間の分析機関はない」と語っていました。
- 新設スーパーに出店/お米屋さんが田んぼめぐり
- 兵庫農民連産直センターは、8月4日から神戸市垂水区にあるスーパートーホー多聞店の新設店に、インショップを出店することになりました。
- 世界に食べ残し、飢餓… こんなイビツな関係許せない
- 今年2月に発足した「女性『九条の会』――『九条の会アピール』に賛同する女性の会」の呼びかけ人であり、また「世界平和アピール七人委員会」のメンバーでもある池田香代子さん。『世界がもし100人の村だったら(3)』(たべもの編)では、世界の食料問題にひそむ「イビツな関係」を解き明かしています。忙しい合間をぬって、お話をうかがいました。
- 旬の味
- 「暑さ、寒さも彼岸まで」という言葉があるが、北海道の東部に位置する当地では例年なら、お盆を過ぎると朝晩の冷え込みがきつくなり、日中は過ごしやすい秋を迎える。しかし今年は残暑が厳しかった
|