おいしいおいしい収穫祭
“おイモがとれたょ”
“オオッすごいなぁ”
埼玉・春日部楽農倶楽部
春日部楽農倶楽部は十月九日、埼玉県春日部市内牧でサツマイモの収穫祭を開きました。小雨の降る中でしたが、小学三年生から七十歳代まで四十人が参加。イモ掘りの後は、高橋晃会長の庭で焼きイモやヤキソバ、焼き肉、豚汁を食べながら親ぼくを深め、楽しいひとときを過ごしました。
小学三年生の加藤幹久君は母親の由紀子さん、おばあちゃんの高野とし子さん(楽農倶楽部会員)と参加。最初、小さなスコップで掘っていた幹久君は、途中からおとなが使うクワに持ち替えて収穫。「おイモがとれたよ」と喜びの声をあげるたびに「オオッ、すごい」と励ます声がかかっていました。
掘りたての焼きイモを食べた参加者は「おいしい」を連発。自分たちが作ったサツマイモに愛情を感じ、大事に味わっていました。
高橋会長が「これからも楽農倶楽部で農業に親しんでください」とあいさつ。会員は、収穫祭の中で二人増え、結成当初の三倍の三十一人に。年末には、もちつきも計画しています。
(春日部楽農倶楽部・西村正昭)
(新聞「農民」2005.10.31付)
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