「農民」記事データベース20051010-703-04

おめでとう 食と農を守る 新聞「農民」700号

メッセージ続報


困難に立ち向かう仲間知り勇気も

福島県霊山町長 大橋芳啓さん

 わが町の苺やキュウリは、福島県内でも名をはせた産品です。ところが今年は春から農産物価格が低迷し、農家の経営は深刻です。

 暮らしが大変で、税金を負担する力が落ちていることを実感いたします。私たちの町だけではないと思います。

 このような情況下にありながら、どんな困難にも笑顔で立ち向かう仲間がいることで、勇気が湧いてきます。私も農民連の会員です。

 たわわに実る農産物があってこそ、国民の安心が確かなものとなるはずです。頑張りましょう。


消費者にたくさんの情報は重宝

新日本婦人の会会長 高田公子さん

 七〇〇号おめでとうございます。毎号楽しみにしています。

 農業つぶしの悪政に立ち向かい、台風や地震などの災害にもめげず、ものをつくる喜びと誇り、土と汗のにおいが伝わってくる新聞です。

 農家の苦労やがんばり、集落全戸で集めた憲法署名、高校生のレストラン改装オープン、農民が受け継いでいる各地の伝統文化などに、希望が見えにくい世の中ですが元気をもらっています。

 消費者の立場で運動している私たちにとってもたくさんの情報、とくに分析センターの発表や多角的なBSE報道は重宝しています。そして、食の安全と国民の健康をないがしろにする政府に怒りいっぱい! 新婦人の産直をいっそう広げ、日本農業を守っていきたいと勇気をいただいています。

 より多くの方々に愛される新聞として発展されることを心より期待しています。


私たちを励まし続けてくれる新聞

日本の伝統食を考える会編集長 中筋恵子さん

 新聞「農民」七〇〇号発行おめでとうございます。

 “元気のよい新聞”として、生産者の方たちだけでなく私たち消費者も励ましながら毎週発行で七〇〇号到達されたこと、その熱意とご努力に心から敬意を表します。

 機関紙は運動の鏡です。その「こわさ」と喜びを実感しながら、新聞「農民」でしかできない紙面作りにさらに奮闘されることを期待しています。

 「農民」紙面から伝わってくる日本の農産物の豊かさと生産者の方たちの誇り、文句なしに嬉しく、心強く、そして私たち消費者の役割を痛感します。

 当会機関紙「伝統食だより」もまけずにがんばります。


より多くの人たちの声を紙面に

東北大学名誉教授 河相一成さん

 新聞「農民」の七〇〇号、おめでとうございます。

 農民と消費者とを結ぶ唯一の新聞、そして、農民を元気付ける唯一の新聞が、これからもより多くの農民・消費者に親しまれつつ読み続けられることを期待しています。

 過日の総選挙では、小泉流の郵政問題だけが争点に仕組まれました。然し、農村では“冗談じゃないよ!”という声が静かに広がっています。

 新聞「農民」が、農業・食糧問題が選挙の時に重要な争点になるよう、日常的に世論を盛り上げられる努力を、これまで以上に積み重ねられることに希望を託します。

 そのためにも、より幅広い人々の声が紙面に反映する事を期待します。


運動を組織する役割ますます重要

日本共産党参議院議員 紙智子さん

 新聞「農民」の創刊七〇〇号、おめでとうございます。

 「農民」ならではの視点、農業の現場と一体感ある記事、「ものを作ってこそ農民」の魂を発揮してがんばる農民の姿に、大いにはげまされています。

 農業者だけでなく、消費者や各分野の人々をはげまし連帯を広げる役割、農業つぶしの悪政とたちむかい、その時々焦点となる問題で、その本質と打開の方向を示し、運動を呼びかけてきました。

 国際的な視野で農民組織や消費者の運動と連帯を発展させつつ、国内での運動を組織する機関紙として、その役割は今後ますます重要になってくるでしょう。

 「食と農を守る共同」の新聞として、さらなる発展を期待しています。


生産・消費双方に的確な情報交換を

東京シティ青果 佐藤武夫さん

 八六年に農民運動全国懇ニュースとして創刊され、農民組織の唯一の全国センター機関紙として、農業つぶしの悪政に立ち向かい、農民を励ましてこられたことに敬意を表します。

 いま、元気な園芸産地を育成するためには、顧客のニーズに応じた「喜んで食べてもらえる」商品を作り、販売することが重要です。そこで、川下(消費サイド)でどんなものが求められ、川上(生産サイド)でどんなものが作れるのか、市場卸売会社と生産者が密接に連携して、両サイドの動きを的確に情報交換していくことが必要だと思っています。

 農民運動全国連合会の発展をお祈りします。


農民と消費者の架け橋となる新聞

東京神田青果市場営業推進部参与 小松稔さん

 農民運動全国懇ニュースとして創刊された「農民」が七〇〇号を迎えられたことについて、ここに感謝の気持ちを言わして頂きます。

 創刊以来、全国の農民運動の機関紙として農業の発展に寄与し、全国の農業者の力強い味方として農業を取り巻くいろいろな物事に対して働きをする機関紙です。また、農家だけでなく、農業の恩恵を受けている一般の消費者に対して、農業の現状を訴えていく姿勢も見受けられ、食に対する安全を考えさせる努力をしておられる方向に感激しました。

 ここで、農民および消費者の架け橋となるよう、現状と未来に向けての方向性を持った機関紙へと発展されることを期待して、お祝いの言葉を述べさせて頂きます。

(新聞「農民」2005.10.10付)
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2005年10月

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