2022年5月


2022年5月30日(第1506号)

スペースマーク 国連が新たに警告 3.2億人が「急性飢餓」
ウクライナ危機のもとで深刻化する食料危機に対する国連機関の警告が相次いでいますが、岸田政権は危機感も有効な対策も持ち合わせていません。
スペースマーク 事業復活支援金 申請期限を延長へ
中小企業庁は5月20日、事業復活支援金の申請期限延長を発表しました。新しい期限は、申請IDの発行が5月31日、事前確認が6月14日、申請が6月17日になりました。IDの発行期限が早いので注意が必要です。
スペースマーク 生業(なりわい)訴訟など4裁判 6月17日に判決言い渡し
福島第一原発事故で各地に避難した人たちが、国と東京電力の事故責任を問い、訴訟を起こしています。今、最高裁では4つの裁判(千葉、群馬、生業、愛媛)がたたかわれており、6月17日には判決が言い渡されます。国の責任を問う裁判では初めての最高裁判決です。
スペースマーク 核のゴミを子どもに残すな
原発をなくす全国連絡会は5月12日、イレブン行動を東京・新宿駅西口で行いました。7団体16人が参加し、「アルプス処理水海洋放出に反対する署名」11人分と「原発ゼロ基本法の制定を求める署名」9人分が集まりました。
スペースマーク 侵略を許さず平和を守る声大きく 改憲阻止全国署名62万余提出
総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクションが主催して、ロシアによるウクライナ侵略や、自民党などによる改憲策動に反対する行動が5月19日、衆院第2議員会館前で行われました。
スペースマーク 農のこころ
代田から水の匂へる四囲の山
スペースマーク 地域・農村の活性化は自らの手で
参議院農林水産委員会が5月17日に開かれ、「農業経営基盤強化促進法改正案」「農山漁村活性化法改正案」についての参考人質疑が行われました。静岡県農民連会長の森島倫生さん(静岡県浜松市、浜松市農業委員会委員)が出席し、意見陳述をしました。森島さんの冒頭の意見陳述の要旨を紹介します。
スペースマーク 新婦人と農民連 100人が集い田植え交流会
肌寒い日が続く5月15日、産直田植え交流会が京都市右京区で実施されました。この日も早朝の気温8度、日もあまり射さない少し寒い日でしたが、新日本婦人の会京都府本部から80人近く、農民連をあわせて総勢100人ほどが参加しました。
スペースマーク 「わたしの田んぼ」田植え交流会
昨年に続いてオンラインでの取り組みとなった、千葉県・多古町旬の味産直センターの市民農園「わたしの田んぼ」田植え交流会が4月29日に開催されました。今年も新日本婦人の会神奈川の皆さんが52カ所の会場から参加され、合計の参加者は約150人でした。田んぼからの中継やソーラーシェアリング畑の様子、産直クイズなどの企画を楽しんでいただきました。
スペースマーク 旬の味
すっかり葉桜になり雨に濡れ、新緑に替わった。わが家の庭のブーゲンビリアも待ち構えていたように新しい芽が出てきた。例年聞いているはずのウグイスの声がいつになく近く、とても上手だ。ここ2、3日前からはぎこちない鳴き声も加わりうれしい朝

2022年5月23日(第1505号)

スペースマーク 農民の要求を取り上げ奮闘阿波支部を結成
徳島県農民連はこの間、生産学習会、税金相談員養成講座や税金学習会など農民の要求を取り上げて、さまざまな取り組みを行っています。板野町では、生産学習会を力に学校給食に特別栽培米を取り入れるよう行政に働きかけ、町議会で可決。さらに、阿波市では阿波支部が結成され、さっそく市に米価下落対策などを求めて要請を行うなど、行政を働きかけ、要求を実現する力になっています。
スペースマーク 全国農民連の長谷川会長を招き特栽米生産学習会開く
昨年7月に開催された徳島県農民連の総会で、当面の重点課題の一つとして「アグロエコロジー・有機農業で栽培した米や野菜を学校給食に」と掲げました。全国農民連の長谷川敏郎会長にも、「農民運動とアグロエコロジー」の講演をしていただきました。それを受けて、どのように進めるかを検討課題に残して一年を閉じました。
スペースマーク 今こそ家族農業を守り食料自給率の向上を食糧危機は日本でも現実に
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は5月11日、ウクライナ危機による燃料や肥料、資材、物価高騰、食料自給率の低下を受け、農水省に対して「家族農業を守り、食料自給率の向上を求める要請」を行いました。
スペースマーク 畜産農家救済する抜本的対策早急に
飼料や乾牧草、燃油などが軒並み高騰し、いま畜産農家の経営が、かつてない危機に直面しています。とくに穀物が主原料の配合飼料は、南米産地の干ばつやロシアによるウクライナ侵略、アメリカのバイオエタノール需要の増加などさまざまな要因が重なり、2008年のリーマンショックを超える史上空前の価格高騰となっています。この問題で農民連と畜全協(畜産農民全国協議会)は4月28日、オンラインで意見交流会を開催しました。
スペースマーク “報告と政策提言”を発表
昨年3月以降、4回にわたって開催された「女性による女性のための相談会」の実行委員会が、相談に寄せられた声を分析し、必要とされている制度や政策を提言にまとめ、発表しました。
スペースマーク 農のこころ
助っ人の連休頼もし代田掻く
スペースマーク 参院選で改憲策動止めよう
憲法記念日の5月3日、東京・有明防災公園で3年ぶりとなる「憲法発議許さない! 守ろう平和といのちとくらし2022憲法大集会」が対面で開催され、1万5000人(主催者発表)が集いました。
スペースマーク プラカード展で銅賞獲得
第93回川越地方統一メーデーには180人以上が参加しました。今年のプラカード展では川越・農民連出品の「車寅次郎案山子」が銅賞を獲得しました。
スペースマーク 農家のための税金コーナー(14)
6〜7月、国民健康保険料(税)や介護保険料、住民税の通知が来ます。
スペースマーク 発見 農の現場から
私の住んでいるところは鳥取県西部に位置し、伯耆(ほうき)富士と呼ばれる名峰・大山のふもとの南部町(合併前は西伯=さいはく=町・会見=あいみ=町)の旧会見です。旧会見は鳥取県の商都・米子市まで車で10分の距離にあり、米子市の経済圏内にあります。
スペースマーク できあがりましたイラスト
秋田県能代市鶴形産のソバと、「あきたこまち」を使用したそば焼酎「鶴形こまち」がこのほど完成、商品化しました。
スペースマーク 旬の味
近年、発達障害児が増えている一因として、「残留農薬」や「食品添加物」の摂取があげられています。食の安全に関心があっても、金銭面のみならず、時間的貧困を抱える現代人にとって、コンビニ弁当やテイクアウトの利用はなかなか避けて通れません

2022年5月16日(第1504号)

スペースマーク 食料増産、肥・飼料高騰対策求め金子農水大臣に要請
農民連と農民連ふるさとネットワークは4月27日、農水省を訪れ、金子原二郎農水大臣に、「食料危機のもとで、国産食料の増産、食料自給率向上、農家経営支援強化を求める緊急要請」を行いました。日本共産党の田村貴昭衆院議員が同席しました。
スペースマーク 二度と事故を起こさぬよう国は責任を認めよ入廷前集会 命大切にする国に
福島第一原発事故の被災者が国と東京電力の責任を問う集団訴訟のうち、4裁判が現在、最高裁判所でたたかわれています。4裁判ではすでに東電の上告は棄却され、東電の責任と賠償を認めた高裁判決が確定し、国の責任の審理が続いています。
スペースマーク 消費税の誤りを既成事実化するインボイスは中止を
出版業界や音楽家、税理士、農民連や全商連などの運動団体などが呼び掛けた「インボイス制度は実施中止・廃止に! 国会内アクション」が4月22日に、オンライン併用で開催され、100人・132カ所の参加がありました。
スペースマーク 汚染水は海洋放出前に発生止める対策を行え
福島県農民連は4月26日、東京電力(東電)と政府に対する要請行動を行いました。
スペースマーク 軍事侵略糾弾! 国民の命と生活を守れ
第93回メーデーが5月1日、全国の各会場で開かれました。東京・代々木公園の中央メーデーには2900人が結集しました。
スペースマーク 農のこころ
耕しや流れる水路滔々と
スペースマーク 事前確認拒否が多発 事業復活支援金
事業復活支援金の申請のための事前確認を農協の窓口で拒否される事例が多発していることについて、山形県の庄内農民連は4月27日、庄内たがわ農協に要請を行いました。庄内農民連から梶昇司事務局長と加藤鉱一顧問(庄内たがわ農協総代)が参加しました。
スペースマーク インボイス導入による影響とデジタル化の危険性を学ぶ
北海道の小清水農民組合は4月12日、北見民商の森田勇樹事務局長を講師に、インボイス(適格請求書等保存方式)導入による影響とデジタル化の危険性の学習会を開催しました。各地の組合員、中小業者も参加しました。
スペースマーク 諫早湾干拓問題 福岡高裁が不当判決
福岡高裁は3月25日、諫早湾干拓潮受け堤防の「開門」を命じた2010年の福岡高裁判決についての請求異議訴訟差し戻し審で、国(農水省)側の請求を認め、「開門」の強制執行を認めないとする判決を言い渡しました。「漁獲量は増加傾向」「開門による防災や農業への支障は増大」など、国側の主張を受け入れた内容でした。
スペースマーク 旬の味
ウクライナとロシア、本当にロシアは侵略を1日も早く止めてほしい。国や人の思いが戦争によって二極化する世界。制裁で果たしてロシアが戦争をやめる日が来るのだろうかとも思う

2022年5月2日(第1503号)

スペースマーク 肥料 飼料 資材 すべて高騰
北海道では使う肥料の量が多いことから、ホクレンが使用量を各農協から前年のうちに取りまとめ、業者に直接発注しています。
スペースマーク 農業崩壊の危機のいま埼玉農業をどう守るか
さいたま市で4月16日、埼玉食健連、埼玉農民連、彩の国でんき、日本共産党埼玉農業・農民後援会などが参加する「埼玉の農業・食料を考える実行委員会」主催のシンポジウムが開かれ、約150人が参加しました。
スペースマーク 片桐なおみさんの勝利で原発再稼働ストップを
5月12日告示、29日投票で新潟県知事選挙が行われます。
スペースマーク 改憲許すな! NO WAR!
国民大運動実行委員会などは4月20日、衆院第2議員会館前で定例の国会前行動に取り組み、130人以上が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
農継ぐと志願の娘花りんご
スペースマーク インボイス・事業復活支援金 学習交流会に24人
大阪農民連・阪南支部協議会(山下博会長)は4月10日、泉佐野市内で「インボイスってなに?事業復活支援金の申請は?」をテーマに緊急学習会を開催しました。コロナ禍、繁忙期にかかわらず24人が参加しました。参加した新規就農者(25歳、34歳)が入会し、「支援金」申請も進んでいます。
スペースマーク 農家のための税金コーナー(13)
確定申告を行う際には、昨年の記帳簿と見比べながら作成しますが、「あれ!昨年の記帳簿の経費が漏れている」と気づく時があります。その時は「更正の請求書」を使って税務署へ更正を行うことができます。
スペースマーク 事業復活支援金 わが家も受給できました
事業復活支援金を申請し、受給できた経験を、茨城県の女性部会員に書いてもらいました。
スペースマーク 新しい集出荷貯蔵施設完成イラスト
私たち「大矢野有機農産物供給センター」(熊本県上天草市)は農事組合法人として30周年を迎えることができ、新たな集出荷貯蔵施設を建築することができたのは多くの取引先と組合員のご尽力のお陰と思います。
スペースマーク 旬の味
小学校3年生の娘を連れてロシアのウクライナ侵攻反対のデモに参加して、デモデビューさせました。仙台の街中を「戦争反対」と叫ぶ娘をみて、改めて太平洋戦争以後80年間平和な日本を作ってきた憲法9条の意義を感じると同時にこの歴史を次の世代、またその先の世代へとつなげる責任を感じました
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