新潟県知事選挙(5月12日告示、29日投票)
片桐なおみさんの勝利で
原発再稼働ストップを
全国からの応援お願いします
5月12日告示、29日投票で新潟県知事選挙が行われます。
4年前に自民・公明推薦で当選した花角(はなずみ)県政は、米山隆一前知事が立ち上げた「福島原発事故検証委員会」を継承するとしたものの、委員会は4年間で1回のみの開催で、慎重派委員の不再任や、経産省、資源エネルギー庁幹部による約1年間で80回もの来県など、再稼働への地ならしが進められようとしていました。
しかし、東京電力の他人ID使用による不正入構や核防護設備の故障など、相次ぐ不祥事が問題となって再稼働は進められない状況となっています。
また、新型コロナ感染拡大による医療体制の充実が求められているなかで、花角知事は地域医療構想で地域病院の統廃合と病床削減を全国に先駆けて進めています。
こうしたなかで行われる県知事選挙では「新潟の新しい未来を考える会」会長の片桐なおみ(奈保美)さん(72)が立候補を決意。ロシアによるウクライナ侵略で原発が狙われたことをニュースで見て出馬を決めたとのことです。
片桐さんは26年前に巻原発計画を住民投票で阻止した運動にも関わってきた方であり、6年前から市民と野党の共闘でもともに運動を進めてきました。
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立候補の決意表明をする片桐なおみさん |
住宅メーカーの(株)イシカワ副社長で県経済同友会の副代表も務める片桐さん。「考える会」主催の講演会(4月10日、新潟市)には小泉純一郎元首相や海老名香葉子さん(エッセイスト)、湯川れい子さん(音楽評論家)ら著名人も応援に駆けつけました。
そして農家の生まれで現在も2ヘクタールの田んぼを経営し、EMボカシを使ったお米を栽培しているとのこと。県農民連としても役員会で推薦を決めて戸別所得補償の復活、学校給食への地元産米の提供と無償化などの政策要望を提出しました。
農業と共存できない原発を再稼働させないためにも、ぜひ全国からの応援をよろしくお願いします。
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カンパの振込先
ゆうちょ振替口座
00690―6―17690
加入者名 新潟県農民連
(新聞「農民」2022.5.2付)
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