2021年12月
■2021年12月20日(第1486号)
- 地球の気温上昇を1.5度に抑えよう
- 「洪水や干ばつなど気象災害の件数が過去50年間で5倍に増えた」「2010年代の気象災害による経済損失額は、1970年代の7倍に及ぶ」「今後、気候変動によって気象災害はより頻繁に、より激しくなる」――今年6月、国連の世界気象機関(WMO)がこんな内容の報告書を発表しました。気候変動の影響をいかに小さく抑えるのか。イギリス・グラスゴーで10月末から11月にかけて開催された第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)を中心に、気候変動対策をめぐる世界と日本の動きに注目しました。
- 生産意欲わく農業政策を
- 茨城県南農民組合では、全国食健連が提起する秋のグリーンウエーブ行動の一環として、毎年地元の自治体、農協への懇談を申し入れており、今年は12月上旬に2市1町2農協への懇談を実施しました。
- ゲノム編集トマト苗受け取り拒否を
- 「北海道食といのちの会」は12月2日、サナテックシード社が障がい児施設、小学校への無償配布を計画しているゲノム編集トマト苗を受けとらないことを求める要望書を、全道179の市町村長と教育長に送付したことを記者会見で発表しました。
- 大軍拡・改憲打ちやぶろう
- 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は臨時国会開会日の12月6日、国会議員会館前で「憲法改悪反対! 辺野古新基地建設反対! 敵基地攻撃能力保有反対! いのちと暮らしと営業をまもれ! 臨時国会開会日行動」を開催し、約300人が集結しました。
- 農のこころ
- 寄り合えば贅の一つの零余子飯
- 転作のハシゴ外す水田活用交付金の見直し
- 農水省は来年度からの「水田活用の直接支払交付金」見直しを発表しました。この見直しで多くの農家が受給対象から外れる恐れがあります。
- 農家が得する税金コーナー(130)
- 今年に入って持続化給付金を受給したり、月次給付金を受給した会員への対応や2023年10月からのインボイス制度(適格請求書等保存方式)導入に向けて、今年10月からインボイス発行事業者の登録強行など、来年3月の自主申告運動は大きな意義を持ちます。
- 大豆畑トラスト収穫祭
- 福岡県の、みのう農民組合は11月28日、うきは市「道の駅うきは」で2021年大豆畑トラスト収穫祭を開催しました。
- 農家を支える女性は父ちゃんより偉い!!
- 福島県の安達地方農民連女性部は12月1日、二本松市の岳温泉光雲閣で総会を開催し35人が参加しました。
- 旬の味
- 師走に入り段々畑はオレンジ色に染まり、少しばかりの正月用の柿をつるし、食卓には大根やカブが座を占める頃となった。みかん農家は休む間もない年末年始である
■2021年12月13日(第1485号)
- 学校給食パン
- 滋賀県内の学校給食で提供されるパンの原料が2022年度から全量県産小麦となります。提供されるのは、県内全19市町の公立小中学校、特別支援学校、定時制高校の計約300校です。保護者や生産者らの思いが実現しました。県産100%を求めてきた関係者の歓迎の声を紹介します。
- 秋のグリーンウエーブ行動
- 山形食健連は11月18日、秋のグリーンウエーブ行動として、山形農協本店駐車場で集会、軽トラックデモと署名行動を行いました。
- 女性への暴力NO!
- ジェンダーに基づく暴力の撤廃に向けたグローバルなキャンペーンが、11月25日(女性に対する暴力撤廃の国際デー)から16日間にわたって世界中で開催され、日本でも各地で取り組みが展開されました。
- 食料自給率を向上させ国民の命守る農業政策を
- 日本母親大会は11月26日、第66回日本母親大会の決議をもとに農林水産省に要請しました。
- 農のこころ
- 大根の諸手引っ提げ夕日燃ゆ
- 安倍・菅政治焼き直し、財界・アメリカ言いなり政治に未来はない
- 岸田政権は、国民から見放され、退場を迫られた安倍・菅政治を継承する一方で、国民向けには安倍・菅政治との「違い」をアピールしなければならない大きな矛盾に直面しています。政権成立から2カ月、この矛盾が次々に噴き出しています。
- 岸田政権の大軍拡、改憲発議許さず、参院選勝利へ反転攻勢を
- 「大軍拡に反対する院内集会」が12月1日、参議院議員会館内で開かれ(写真)、オンライン視聴を含め120人が参加しました。憲法共同センターなど5団体による共催です。
- ゲノム編集食品は誰のため?(1/3)/(2/3)/(3/3)
- 特定の遺伝子を壊す新しい技術、ゲノム編集を使って食品や動植物の開発・実用化が矢継ぎ早に進められています。誰のため、何のためなのか、その問題点をみます。
- DVD紹介/『どこに行ってる、私のお金?―世界をめぐるお金の流れと私たちの選択―』
- NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)は、映像教材『どこに行ってる、私のお金? 世界をめぐるお金の流れと私たちの選択』を制作しました。
- 雨の心配なく畑仕舞い 干し柿、大豆の乾燥
- 今のところ雨の心配なく畑仕舞いができそうです。
- ビート生産が困難に直面
- 北海道の畑作農民は、小麦やビート、小豆、大豆、じゃがいもなど違う作物を順番に作る「輪作体系」で、生産力を守っています。
- 農家が得する税金コーナー(129)
- 消費税廃止各界連絡会(各界連)は9月に動画配信サイトYouTube(ユーチューブ)上で、消費税の学習動画を公開しました。
- 水田でのソーラーシェアリングに挑戦して“半農・半電”で米作り生活6カ月
- 昨年6月に埼玉産直ネットワーク協会で市民出資による太陽光発電所を、今年4月にわが家の水田でソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を建設し、この秋、初めての収穫を迎えました。
- ハイチ大使館へ募金を届ける
- 埼玉農民連は11月29日、ハリケーン被害と大統領暗殺のニュースに接しハイチ大使館を訪ね募金を手渡しました(写真)。
- 旬の味
- 昨年11月の終わりに種まきをしてから丸1年。「給食スマイルプロジェクト〜県産小麦そだて隊!〜」として育ててきた「スマイル小麦」を使用したパンが、初めて小中学校の給食で提供されました
■2021年12月6日(第1484号)
- 政府は過剰米を市場隔離しろ
- 農民連と農民連ふるさとネットワークは11月25日、「米危機打開中央決起行動」を国会で行い、学習決起集会、農水省交渉、官邸前行動に取り組みました。会場と全国をオンラインで結び、会場には60人が参加し、オンラインでは100カ所以上から参加がありました。
- 15万トン 市場隔離は複数年継続
- コロナ禍による「過剰在庫」の市場隔離、食料支援の強化、ミニマム・アクセス米の輸入停止、「15万トン特別枠」隔離効果の検証の4項目を求めて農水省要請が行われました。
- 官邸前行動で怒りのスピーチ
- 官邸前では怒りのスピーチが行われました。長谷川敏郎会長の開会あいさつ、日本共産党の紙智子参院議員のあいさつに続き、3人の生産者がマイクを握りました。
- 家族農業を守り食料自給率向上を
- 11月2日、食料を守り日本農業再建をすすめる大阪府民会議(江尻彰会長)、子どもの貧困問題大阪ネットワーク(中田進理事長)、大阪農民連(田中豊会長)の3団体・7人が共同で、農水省近畿農政局大阪府分室に対し「家族農業を守り、食料自給率の向上を求める要請」交渉を行いました(写真)。大阪分室からは大阪府担当の地方参事官ら4人が対応しました。
- 市民と野党の共闘をさらに成熟させよう
- 総がかり行動実行委員会は11月19日、「改憲発議反対!辺野古新基地建設反対!敵基地攻撃能力保有反対!国会議員会館前行動」を行い、1000人が参加しました。
- 農のこころ
- 野沢菜ややっと霜降り桶に水
- 北海道 インボイス中止へ
- 消費税廃止北海道各界連絡会(北海道各界連)は、道内179市町村議会に対して、9月の定例議会での採択めざして「インボイス制度の導入中止をもとめる意見書」を提出する取り組みを進めてきました。それと併せて、消費税インボイス制度の実施中止を求める団体請願と個人署名にも取り組みました。
- 県産はだか麦に助成を
- 愛媛県では今年、全国一の県産はだか麦がコロナ禍と豊作で、売り先が決まらないために、国の助成金が農家に支払われないことが問題になっています。
- 農家が得する税金コーナー(128)
- 2021年はコロナ禍による米価大暴落や農産物価格の下落、相次ぐ異常気象により、農家は苦境に立たされています。
- 女性支援の輪がさらに広がり、つながって
- 「見てー! こんなに大きなお芋がとれたよ」「こっちも大きいよ」――小春日和の11月21日、さいたま市見沼区にある浅子農園の畑から、子どもたちの元気な声が響きます。この農園を夫婦で切り盛りする浅子紀子さんは、農民連女性部副部長です。
- 平和憲法を守る運動をさらに大きく広げよう/全国食健連 秋のグリーンウェーブ
- コロナ禍の影響で、1年延期になっていた「第66回日本母親大会in沖縄」が11月13日、オンラインを利用して開催されました。今大会は、初めて沖縄が開催県となり、東京会場や各地のサテライト会場を結んで、全国から1万2000人が参加しました。
- 旬の味
- 今では小3になった息子。数時間なら家で留守番もでき、親がいなくても自分の好きなことで時間を使うことができるようになった
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