農のこころ丸山美沙夫
野沢菜ややっと霜降り桶に水 新村 明子 俳誌『みすゞ』から。晩秋から初冬の頃、冬の漬物として、野沢菜漬けがはじまる。霜が降りる頃の野沢菜漬けは、寒暖差によってノリが増し美味しくなる。菜洗いは寒い時期で厳しいが、それを待つ。漬け込んでから数日、重石を載せた漬け塩がなじみ、桶に水が上がると出来上がる。婆や女性たちの自慢の味となる。
(新聞「農民」2021.12.6付)
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[2021年12月]
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