生産意欲わく農業政策を
茨城・県南農民組合 稲敷農協を訪問
グリーンウエーブ行動
2市1町2農協と懇談
茨城県南農民組合では、全国食健連が提起する秋のグリーンウエーブ行動の一環として、毎年地元の自治体、農協への懇談を申し入れており、今年は12月上旬に2市1町2農協への懇談を実施しました。
稲敷農業協同組合には茨城農民連の岡野忠会長と県南農民組合の渋谷俊昭組合長とで訪問し、根本作左衛門組合長と小嶋憲康専務の2人に対応していただきました。
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懇談する(右から)渋谷、岡野、根本、小嶋の各氏 |
今年の低米価は多くの米農家の生産意欲を失わせ、肥料代や種子代も値上がりしている現状から、地域農村社会に元気がなくなってしまうことを心配し、農協経営にも大きく影響していることを語ってくれました。
稲敷農協では出荷者に次期作支援対策を補助し対応していますが、本来は国が責任をもって米づくりを支える対策をすべきであって、その場しのぎや場当たり的なものではなく、農家の生産意欲がわくよう永続的、持続可能な農業政策を示してほしいと語りました。
“日頃の農民連の活動に共感”
日頃の農民連の活動にも大いに共感し、運動を盛り上げ、ともに地域農業を支えていこうと励ましの言葉をいただきました。組合長と専務は熱心な「農民」読者です。
(茨城・県南農民組合 山口徹)
(新聞「農民」2021.12.20付)
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