旬の味
今では小3になった息子。数時間なら家で留守番もでき、親がいなくても自分の好きなことで時間を使うことができるようになった▼私たちは親子3人の核家族で農業を始めた。私たちの両親は農業とは無縁の生活で、新幹線で数時間の距離。子育てに手が掛かった時期は本当に沢山の地域の方に子育てを支えてもらった▼農業を通じての知り合い、育児サークルや子育てサロンでの友人。日々の小さな子育ての相談をしたり、時には預かってもらったり。近しい人は、自分の子や孫と遊びに行くのに息子も一緒に連れて行ってくれた▼就農したばかりの数年間は、農業も子育てもわからないことだらけの日々だったけれど、周りの方が温かくサポートしてくれた思い出であふれている。その温かい関係は今でも続き、私たち家族は助けられている▼農業と子育てをするまで知らなかった世界。周囲との関係の中で育っていく私たち家族。息子はお陰で色々な人と触れ合えて、伸びやかな性格に育っているように思う。 (恵)
(新聞「農民」2021.12.6付)
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[2021年12月]
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