「農民」記事データベース20211220-1486-04

大軍拡・改憲打ちやぶろう

総がかり行動実行委


野党各党国会議員連帯あいさつ
臨時国会開会日行動

 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は臨時国会開会日の12月6日、国会議員会館前で「憲法改悪反対! 辺野古新基地建設反対! 敵基地攻撃能力保有反対! いのちと暮らしと営業をまもれ! 臨時国会開会日行動」を開催し、約300人が集結しました。

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スピーチする総がかり実行委の福山真劫さん

 主催者を代表して、憲法共同センターの木下興さんがあいさつ。「臨時国会で過去最高の35兆円規模の補正予算が審議されるが、腑(ふ)に落ちない点が多々ある。新型コロナの感染拡大防止に18兆円が計上されているのに、患者を受け入れている病院への助成を減額する通達が来ている。防衛費も大幅増で、敵基地攻撃能力の確保に大半がまわされている。辺野古新基地の建設にも大きな予算が割かれている」と補正予算のちぐはぐさを指摘。コロナ禍を口実に改憲をねらう動きも紹介し、運動の強化を呼びかけました。

 9条の会の小森陽一事務局長(東京大学名誉教授)は「自公政権はコロナ禍の中、国民が臨時国会開会を要求し続けたにもかかわらず、6カ月も国会を開かなかった。国会議員を通して政治にかかわる国民の権利を奪った暴挙であり、主権者である国民に敵対する政権だ」と指摘。マスコミの「野党共闘失敗論」にも「前回総選挙時から得票も議席も伸ばしている」と反論し、「市民の署名活動を始めとした運動で改憲勢力3分の2以上という状況を打ち破ってきた。そこに確信をもって改憲を許さない市民アクションの署名を進め、改憲のたくらみを打ちやぶろう」と訴えました。

 集会には立憲民主党、社民党、日本共産党と沖縄の風の野党各党から国会議員が参加し、連帯あいさつしました。


 訂正 12月13日付2面「山形食健連・集会と軽トラデモ」の記事の筆者、山川隆さんの肩書きは「山形地方農民連事務局長」でした。お詫びして訂正します。

(新聞「農民」2021.12.20付)
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2021年12月

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