2018年10月
■2018年10月29日(第1333号)
- 来年1月開催 30周年記念大会を前進のなかで迎えよう
- 農民連は10月18日、都内で全国代表者会議を開き、36都道府県から74人が参加しました。来年1月15〜17日に開かれる農民連結成30周年記念第23回定期大会の成功に向けて、安倍悪政に立ち向かう運動の前進と、仲間づくり、新聞「農民」読者拡大で、大きな飛躍を勝ち取ろうと心を一つにしました。
- 許すな!日米FTA
- 「日米FTA 絶対反対!」「うそとゴマカシで国民をあざむくな!」――「日米物品貿易協定(TAG)」と称する日米FTA(自由貿易協定)に対し、10月18日、首相官邸前で農民や市民が怒りの声をあげました(主催は農民連と全国食健連)。同日開催された農民連の全国代表者会議に集まった全国の農民が合流し、農村の怒りがあふれました。
- 台風24号 塩害や強風の影響で農業大被害
- 9月30日から10月1日にかけて日本列島を通過した台風24号は強風の影響で各地の農業に甚大な被害をもたらしました。
- 農のこころ
- 現し世をそこはかと生き〓(ひつじ)の穂
- 原発ゼロを世界に発信し、アベ政権・東電にはっきりもの言う福島県政を
- 10月28日投票で行われている福島県知事選挙は、「みんなで新しい県政をつくる会」(福島県農民連加盟)が推す町田和史候補(42)と選挙中枢を自公が担う現職の内堀雅雄候補(54)の事実上の一騎打ちです。
- 写真・詩・俳句・短歌コンクール
- 新聞「農民」は、農民連結成30周年を記念して、写真・詩・俳句・短歌コンクールを次の要領で募集します。
- 前進座公演「ちひろ―私、絵と結婚するの―」
- 1946年5月――焼跡にバラックや闇市のひしめく東京・新宿駅に、くたびれたボストンバッグを提げ、つば広の帽子をかぶった一人の女性がおりたった。
- 9条田んぼ完成しました「アベ改憲NO!」/園児50人と稲刈り交流
- 福島県北農民連は、「憲法改悪反対!」の思いを込めて、今年も「9条田んぼ」に取り組みました。今年の文字は、「アベ改憲NO!」です。
- ふるさと よもやま話
- 「雨ニモマケズ」の詩を書いた宮沢賢治は岩手県花巻市出身。宮沢賢治は1933年9月21日に37歳の若さで他界しました。
- 旬の味
- 沖縄は台風24号、25号と立て続けに見舞われたが、今農家は冬野菜や電照菊の作付けに忙しい。兄の小さな農園でも大豆の芽が一斉に吹き出した
■2018年10月22日(第1332号)
- 詭弁とウソで日米 FTA交渉受け入れ/許されない国民だまし
- 日米間で新たな貿易協定交渉(日本はTAG=物品貿易協定と命名)の開始が決まったのを受けて、AP通信や米国メディアは、ズバリ「日米がFTA(自由貿易協定)交渉入りに合意」と簡明直截(かんめいちょくせつ)に報じた。日本のメディアは「事実上のFTA」「FTAに発展も」とやや回りくどい。しかし、TAGは「FTAそのもの」である。
- 安倍政権の暴走許さない
- 福島県の安達地方農民連は10月10日、5回目となる「軽トラックパレード」を行いました。会員17人が参加し、トラクター3台と軽トラック13台が本宮駅から大玉村・二本松市内を行進しました。
- 遺伝子操作の食べ物 こんなに!
- 今年4月に発足した埼玉県南都市近郊・見沼田んぼ農業・食糧・健康を守る連絡会(埼玉県南食健連)は9月29日、さいたま市で、天笠啓祐さん(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表)を講師に「遺伝子操作って何?」の学習会を開き、30人が参加しました。
- 土壌汚染対策不十分 豊洲開場は不当だ!
- 豊洲への移転を目前に控えた9月29日、東京・中央区の築地市場・波除神社前で「築地市場まだあと100年デモ・私たちの市場を守ろう!」と宣伝行動と、終了後、築地市場正門から農水省までのデモ行進を行いました。
- 農のこころ
- 米びつをさっぱり洗い新米を
- 農業と地域を未来へつなぐために
- 紀ノ川農協は和歌山県全域を地区とする販売専門農協です。
- 許すな!日本農業と主権を売り渡す日米FTA交渉(1/5)/(2/5)/(3/5)/(4/5)/(5/5)/実りの秋は明日への希望
- 外交的破綻・屈辱外交が続く安倍政権にはもはや日本の舵(かじ)取りは任せられない。
- 再エネで地域を豊かに
- 自然エネルギーの活用を地域が主体になってすすめようと、「第10回市民・地域共同発電所全国フォーラム」が10月5、6の両日、長野県飯田市で開催され、のべ400人が全国の先進事例や、課題などを交流しました。
- 北海道 地震・大停電(下)
- 北海道地震で発生した全道的な大停電(ブラックアウト)では、酪農家は搾乳作業のための非常用発電機の手配に奔走する事態になりました。
- この秋、ネオニコチノイド系農薬の検査運動を進めよう
- 2018年産米の出荷が始まっています。
- タネちゃん
- 4コマ漫画
- 落花生のジェラート/9条田んぼ稲刈り
- 10月3日、福岡県うきは市浮羽町山北にあるジェラート屋さん「ソルベッチdoうきは」に行きました。地元の果物を使って、20ほどの種類がありますが、もちろん季節によって、変わります。
- ふるさと よもやま話
- わがふるさとは、「玖西盆地」を東西に国道2号と新幹線が通過する、玖珂町、周東町で3万人が混住する地域です。そこはまた、米軍岩国基地の南西17キロメートルのところにあり、米軍の訓練空域「エリア567」の中国山地低空飛行訓練の帰路の下にあり、複数の戦闘機がごう音を残していきます。
- 旬の味
- 母は百歳になり、銀杯と賞状が届きました。地域で使える商品券なら気が利いているのにと内心思いながら、母の長寿を喜びました
■2018年10月15日(第1331号)
- 農民の権利宣言 国連人権理事会が採択/農民の権利宣言(骨子)/世界の農民の知恵集めた権利宣言
- 世界の農民が国際政治を動かした―。ジュネーブで開かれていた国連人権理事会は9月28日、小農民と農村で働く人々の権利に関する宣言(農民の権利宣言)を、3分の2を上回る33カ国の賛成で採択しました。反対は3、棄権は11。日本政府は棄権しました。
- とどまらない暴走 トランプ恫喝外交
- とどまることを知らないトランプ大統領の恫喝(どうかつ)外交。中国政府の幹部は「米国が大規模な制裁を科し、首に刃物を突き付けているような状況で、交渉は進められない」と抗議しています。しかし、安倍首相の「忠犬ポチ外交」は極限に達しています。
- 沖縄県知事選挙 ご支援ありがとうございました/農民の権利宣言(骨子)/農民の権利宣言 国連人権理事会が採択
- 9月30日に投開票された沖縄県知事選挙で、オール沖縄の玉城デニーさんは、自公維3党が推す佐喜真淳氏に8万174票の大差をつけて当選しました。玉城さんを推薦して選挙をたたかった沖縄県農民連の中村康範会長から感謝のメッセージが寄せられました。
- 農のこころ
- 秋惜しむ並ぶ野菜の飛騨路かな
- 北海道 地震・大停電(上)
- 9月6日の早朝に発生した北海道胆振(いぶり)東部地震で、北海道全道が停電する「ブラックアウト」が起こり、多くの酪農家で搾乳作業が滞ったことによる乳房炎の多発や、工場の操業停止による生乳の廃棄などの被害を受けました。経営再建に取り組む北海道の酪農家を訪ねました。
- 台風と北海道地震被害 農水省が新支援策を発表
- 9月28日、農林水産省は北海道胆振東部地震と台風21号の被災農家向けの支援策を発表しました。
- 農業や食、エネルギーの生産を見て、感じ、未来を考える
- 9月23、24日の1泊2日で大阪の高校生10人と福島の高校生7人が福島県の農業や食、エネルギーの生産を見て、感じ、高校生同士が未来を考える内容で、第1回高校生未来サミットが開催されました。
- ふるさと よもやま話
- 私が住んでいるのは、徳島県で唯一の村、名東郡佐那河内(さなごうち)村です。徳島市に隣接し、旭ケ丸と轆轤(ろくろ)山に抱かれ、海抜60メートルから1000メートル、面積45平方キロメートルの山村です。
- 旬の味
- 大型台風24号が日本列島を縦断した。昨年の台風被害に続き、農作物被害も心配されるが、わが家では今年も豚舎の屋根が吹き飛んでしまいダメージを受けた
■2018年10月8日(第1330号)
- トランプ脅迫外交に屈し“日米FTA”受け入れ/共同声明への野党の談話
- 自民党総裁に3選された安倍首相が真っ先にやったことは、事実上の日米FTA(自由貿易協定)交渉受け入れでした。
- 「オール沖縄」玉城デニーさん勝利
- 翁長雄志知事の急逝に伴う沖縄県知事選挙が9月30日に投開票され、「オール沖縄」の玉城デニー前自由党衆院議員(58)が、得票率55・1%を獲得し、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=らを大差で破り、初当選しました。
- 営農継続できる支援策を 従来の枠にとらわれず早急に
- 農民連本部は9月26日、台風21号と北海道胆振東部地震の被害対策を求め農水省交渉を行いました。和歌山、大阪、京都と北海道の被災各地からも参加し、被害の現状を訴えました。
- メガFTA妥結の阻止を/日米共同声明(骨子)
- 「TPPプラスを許さない!全国共同行動」は9月20日、東京・明治大学リバティータワーで、シンポジウム「グローバリズムは私たちを幸せにするか!? PART2」を開き、約150人が参加しました。
- 農のこころ
- 台風來(く)か果樹畑に立つ仁王の目
- 農家が得する税金コーナー(45)
- 前回述べたように、今年分から配偶者控除と配偶者特別控除が大きく変わりました。
- 長野・白毛もち米のわら 大相撲の土俵の材料に/福島・新婦人フェスタに140人が集う
- 長野県農民連の竹上一彦会長が9月24日付の「ふるさとよもやま話」で紹介したように、上伊那農民組合の生産者がつくる白毛もち米のわらが、大相撲の土俵の材料として使われることが決まり、9月19日に「稲刈りイベント」が行われました。上伊那農民組合と、このわらを使って土俵をつくる「南信州米俵保存会」の共催です。
- ふるさと よもやま話
- わがふるさと、長崎県南島原市は、長崎県でありながら、熊本県に近く、早崎海峡の向こう側は、熊本県天草市である。天気のよいときは、対岸の家並みがはっきりと見え、道路を走る車も見えるほどの近さである。
- 旬の味
- 9月に入り早速3度を記録し、初霜。早すぎです。酪農の盛んな当地は今、牧草の2回目の刈り取り最盛期。冷夏だった今年の作柄は、牧草の収量も少なめで、飼料用デントコーンに至っては実も入らず収量も半作のところも
■2018年10月1日(第1329号)
- 沿岸漁民の暮らしを守る水産政策に転換を/零細漁民の漁業権奪う「水産改革」強行するな
- 「今こそ沿岸・小型漁民が一つになって手を携え、国を動かしていこう」――沿岸漁民の全国組織「JCFU全国沿岸漁民連」(正式名称はJCFU全国沿岸漁民連絡協議会)が9月20日、東京都内で結成総会を開催し、北は北海道、南は沖縄県石垣島まで全国の沿岸漁業者が集いました。
- 台風21号被害
- 昨年の台風被害の復旧もままならない中で、6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨、そして今回の21号台風と自然災害があいついで京都府を襲い、大きな被害が発生しました。とりわけ21号台風は、収穫期を迎えていた水稲をはじめ、万願寺とうがらしやハウス野菜などに壊滅的な被害をもたらしました。
- 農山漁村の立て直しへグリーンウエーブ成功を
- 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)の代表者・活動者会議が9月15日、東京都内で行われました。
- 異常気象、台風21号と地震の被害で農水省交渉
- 北海道農民連と農民連本部は9月14日、異常気象と台風、地震対策を求め農水省交渉を行いました。
- 農のこころ
- 稲架掛けてうしろの富士とツーショット
- 新基地ノーの願い結集し、玉城デニー候補必ず勝利を/愛媛県農民連の2人が応援
- 沖縄県知事選挙は9月30日の投開票まで残すところわずかになりました。選挙は1票を争う大激戦となっています。
- 沖縄知事選勝利へ4800人の熱気届け
- 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会、基地の県内移設に反対する県民会議、「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会の3者共催で9月19日、「戦争法からまる3年、安倍9条改憲NO! 沖縄・辺野古新基地建設阻止! 9・19日比谷野音集会」が東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、会場内外で4800人が集結しました。
- DVD紹介/DVD「甘いバナナの苦い現実」完成
- バナナの生産を通して、農民の権利や食の流通を見つめ直すDVD「甘いバナナの苦い現実」が完成しました。
- 東京・ふくしま館「MIDETTE」フェアに出店/冬季五輪、W杯サッカー…また輝く選手たち
- 福島県農民連のささき牧場(福島市佐原)が東京・日本橋の日本橋ふくしま館「MIDETTE」で9月14、15日に行われた「まるごと福島市フェア in MIDETTE」に出店しました。
- ふるさと よもやま話
- 香川県観音寺市大野原は、県の西部に位置し、西讃地方は、瀬戸内気候で雨量が少なく温暖なことが幸いして、耕作面積が小さくても多種多様な作物が栽培されています。
- 旬の味
- 9月9日9時、“しゅ木”の綱に「平和」への思いを込めて鳴らした鐘。もう10年近く前になるだろうか。知人に頼まれて行った近くのお寺。今は私の大切な朝
|