沖縄県知事選挙
|
関連/農民の権利宣言(骨子) /農民の権利宣言 国連人権理事会が採択 |
9月30日に投開票された沖縄県知事選挙で、オール沖縄の玉城デニーさんは、自公維3党が推す佐喜真淳氏に8万174票の大差をつけて当選しました。玉城さんを推薦して選挙をたたかった沖縄県農民連の中村康範会長から感謝のメッセージが寄せられました。
今回の知事選挙は、辺野古への新基地建設反対、普天間基地の閉鎖・撤去、オスプレイ配備撤回、建白書実現の願いに込められた翁長知事の遺志を継ぎ、誇りある豊かな沖縄を築いて、新しい沖縄新時代をつくることが争点でした。
知事選挙は、沖縄県民の民意を踏みにじり、辺野古への新基地建設を強硬に進める安倍官邸丸抱えの、自民、公明、維新の候補者でなく、沖縄の未来と民主主義を守る知事を実現するたたかいでもありました。
初当選を喜ぶ玉城デニーさん |
オール沖縄の玉城デニーさんが大差で勝利できたのは、農民連本部をはじめ、全国からの物心両面にわたる熱い支援があったからでした。ご支援に感謝申し上げますとともに、引き続き、平和で豊かな沖縄をつくるために、奮闘していきます。ありがとうございました。
第15条 農民は自らの食料・農業制度を決める権利を持つ。国は、適切な食料への権利、食料保障、食料主権、持続可能かつ公平な食料制度への権利を促進する政策を策定しなければならない。
第16条 国は、農民が、適切な生活水準を維持できる価格で生産物を販売するため、市場への十分かつ公平な参加を保障しなければならない。
第17条 農民は土地に対する権利を持つ。国は、多様なモデルと制度を認め、慣習的所有権を含む、土地所有権を法的に認知する適切な措置をとらなければならない。
第18条 農民は、自らが利用・管理する環境、土地の生産性、資源の保護に対する権利を持つ。
第19条 農民は種子に対する権利を持つ。その中には、食料と農業のための植物遺伝資源に関する伝統的知識の保護を受ける権利、種子を自家採種し、使用、交換、販売する権利、播種に最適な時期に十分な量と質の種子を手ごろな価格で農民が利用できるようにする国の義務が含まれる。
第20条 国は、当該の国際義務に沿って、生物多様性の低下を防ぎ、その保全と持続可能な利用を保障するため適切な措置をとる。
農民の権利宣言の詳細は、農民連ブックレット『農民連は何をめざし、どうたたかうか』(本の泉社、18年4月)に掲載されています。 詳しい邦訳と解説付き。注文は、農民連の各都道府県連および本部までお寄せください。 |
[2018年10月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2018, 農民運動全国連合会