「農民」記事データベース20181022-1332-05

農のこころ

丸山美沙夫


 米びつをさっぱり洗い新米を

             番妙子

 俳誌『俳句人』から。家庭で日常的に使っている「米びつ」は、お米が空にしないよう補っている。だが、新米が採れた時は、区別して食べてみたい。こんな時こそ、米櫃もきれいに新米を入れたい。大事な食生活を預かる女性だからこそ捉えた作である。今夜は、新米を炊き美味しいご飯で、家族の囲む楽しい夕餉となろう。

(新聞「農民」2018.10.22付)
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2018年10月

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