日米FTA・憲法改悪・消費税増税…
安倍政権の暴走許さない
福島・安達地方農民連
トラクター・軽トラ パレード
福島県の安達地方農民連は10月10日、5回目となる「軽トラックパレード」を行いました。会員17人が参加し、トラクター3台と軽トラック13台が本宮駅から大玉村・二本松市内を行進しました。
|
トラクター3台、軽トラ13台を連ねて |
佐藤佐市会長はあいさつで「家族農業が世界の流れ、安倍官邸農政は逆ではないか。私たち農民連は地域の人達と協力し『家族農業』をより発展させるために生産と運動を強めていきたい」と述べ、「安倍首相は暴走を続け、日米FTA(自由貿易協定)を事実上受け入れた。自動車を優先し、農業を犠牲にするもので、これでは日本の農業がなくなってしまう」と厳しく批判。
また、「安倍政権は憲法改悪と消費税大増税を公言した。沖縄の県知事選挙では、「新基地NO!」の民意を押しつぶそうとした。これは沖縄だけではなく、人間の尊厳の問題だ。オール沖縄の玉城デニーさんの勝利で痛打を与えた。私たち福島の農民は放射線管理区域での作業をしていると言っても過言ではない。10月11日は福島県知事選挙の告示日。国にはっきりものの言える知事を」と訴えました。
|
パレードに参加したみなさん |
「こんにちは、農民連です! 農家と農業を守る団体です。戸別所得補償制度を復活させ、米農家を元気にしましょう。日本農業を身ぐるみアメリカに売り渡そうとする安倍政権を、国民と野党の共同で打倒するときです」とコールし、市民にアピール。農業実習中の25歳の男性からは「初めて参加して、いろんな方と話せてよかったです。インスタ映えするのでブログにさっそくアップします」と感想が寄せられました。
(福島・安達地方農民連 野地友子)
(新聞「農民」2018.10.22付)
|