2017年4月


2017年4月24日(第1260号)

スペースマーク まずお互いの経営知ろう
岩手県農民連では青年部の確立をめざして、青年・後継者対策に力を入れています。青年農家の要求にこたえた活動を具体化するために2月16日には若手農業者の集まりを開催し、6人が参加しました。互いの経営状況を語り合う中で出た、「いろいろな農業経営を知りたい」という声に応え、お互いの農場を訪問することに。
スペースマーク 子羊生まれてにぎやかに
福島県郡山地方農民連が、2015年2月に郡山市熱海町石筵(いしむしろ)につくった太陽光発電所。パネル下の除草の助太刀にと昨年8月に羊を導入。春を迎えて、発電所内の下草も緑色が増えました。1月に生まれた子羊は離乳し、早く青草を食(は)みたいようで、柵から顔をのぞかせて青草を見つめています。
スペースマーク 主要農作物種子法廃止の暴挙に強く抗議する
一、4月14日、自民党、公明党、維新の会などは、わずかな審議時間で、種子法(主要農作物種子法)廃止法を成立させた。
スペースマーク 野党が結束して安倍政権を退陣に“共謀罪”強行許すな!
安倍政権の退陣を求める大街頭宣伝が4月13日、東京・新宿駅前で行われました。駅前は、約1200人の聴衆であふれました。
スペースマーク 日本の種子守る運動継続を 公的な種子管理は必要
日本の種子(たね)を守る有志の会と全国有機農業推進協議会が4月10日、国会内で集会を開きました。同集会は3月27日に次ぐ2回目で、200人が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
ビニールハウス全開にして初燕
スペースマーク 農民の権利を支えた種子法 廃止は種子の公共性を否定
主要農作物種子法(種子法)廃止法案が4月13日、参院農水委員会で参考人質疑が行われ、同日可決され、翌14日に本会議で可決・成立しました。参考人の西川芳昭・龍谷大学教授の意見陳述の大要を紹介します。
スペースマーク 地域の話題あれこれ
4月8日に第8回となる「立憲主義と憲法9条を守る新潟県民の集い」が新潟市の新潟県民会館で開催されました。
スペースマーク どのお米がおいしいかな
自分がつくった米を持ち寄り、味くらべをしようと昨年から地域の生産者組合主催で「食味くらべ」を始めてこのほど(3月21日)、第2回「食味くらべ」を京都府京丹後市で開催し、15人が参加しました。
スペースマーク 自家採種された種 みんなで分け合う
4月2日に開かれた岩手県女性部の役員会に、種子の担当をしている斉藤富美子さんが、自家採種したさまざまな作物の種を持って来てくれました。
スペースマーク みんな集まり話も弾み やっぱりおもしぇの〜
山形県の庄内農民連女性部準備会の主催で3月18日、「お茶会(抹茶を楽しむ会)」を行いました。
スペースマーク 旬の味
南から北へ。ラジオから“桜だより”が流れています。南北に長い日本。わが家の庭には、緑のじゅうたんがあちこちにひかれ、山際には近所の桜が満開です

2017年4月17日(第1259号)

スペースマーク 担い手づくりシンポ開く(1/2)(2/2)
農民連と農民連ふるさとネットワーク、奈良県農民連は3月30、31の両日、担い手つくりシンポジウムと先進地視察を奈良県内で行いました。  農村の高齢化と人口の減少が続く中、地域の次代を支える担い手の育成は急務です。農民連とふるさとネットは昨年12月に「担い手づくりの制度・実践学習交流会」を開催し、千葉、埼玉県などの実践例を交流しました。
スペースマーク 共謀罪(テロ等準備罪)法案の審議入りに抗議し、廃案を要求する
一、安倍政権と自民党、公明党は4月6日、共謀罪である「テロ等準備罪」の審議入りを強行した。審議入りには維新の党も賛成した。
スペースマーク 「これからの農業のあり方を考える」
3月30日に、北海道道東の訓子府(くんねっぷ)町で「これからのオホーツク農業のあり方を考える」と銘打った学習・講演会が開催されました。主催は北海道農民連北見地区協議会。講師は弘前大学名誉教授の神田健策先生と、マイペース酪農を厚岸(あっけし)町で実践している石沢元勝さんとその妻、由紀子さん。
スペースマーク 共謀罪断じて許せない 市民と力合わせ廃案に
安倍政権は4月6日、国民と野党の反対を無視し「共謀罪」法案の審議入りを行いました。大勢の市民がこの暴挙に抗議し怒りの声をあげました。
スペースマーク 農のこころ
春耕の地の香ほぐれつ息吹く里
スペースマーク 農業競争力強化支援法案(1/2)(2/2)
衆院農林水産委員会で4月6日、農業競争力強化支援法案が与党などの賛成多数で可決されました。同日行われた参考人質疑では4氏が意見陳述を行いました。東京大学大学院の鈴木宣弘教授、岡山大学大学院の小松泰信教授の要旨を紹介します。
スペースマーク 農民連女性部があるから前向きに、元気になれる
福島県女性部の総会が4月1日、南相馬市鹿島区で開かれ、県内各地から39人の女性が集いました。
スペースマーク 里山にどんぐりを植えようイラスト2点
汗ばむくらいのお天気に恵まれた3月19日、「里山にどんぐりを植えよう」が福岡県久留米市の田主丸町緑化センターで行われました。みのう農民組合と新日本婦人の会久留米支部との共催です。子ども10人を含む40人が集まりました。
スペースマーク 「経営所得安定対策」に代わる「農業競争力プログラム」は…
税金申告を終えた次の3月14日に、岡山市内の農協で行われた「平成29年度の営農計画書」(生産調整)説明会に参加しました。
スペースマーク 東海第二原発の2つの署名 茨城のブースで精力的に訴え
東海第二原発再稼働問題・署名実行委員会は3月20日、東京・代々木公園で行われた「さようなら原発全国集会」に参加し、署名活動を実施しました。
スペースマーク 本の紹介/田代洋一著 農協改革・ポストTTP・地域
農政が安倍政権下の焦点になっている。農協「改革」、TPP、地方創生のいずれもアベノミクス成長戦略の鍵(かぎ)を握るからだ。
スペースマーク 山下始胤さんを想う
農民連および長野県農民連顧問で、農民連常任委員・県連会長を務めた山下始胤(やました・もとつぐ)さんが3月17日に80歳で逝去しました。農民連顧問で長野県農民連前事務局長の宮澤國夫さんに追悼文を寄稿してもらいました。
スペースマーク 農業と福祉が連携して中山間地の活性化図る
愛媛県西部の中山間地で、四国カルストを源とした豊かな水と土壌に恵まれた西予市。旧野村町にある「百姓百品グループ」(愛媛県農民連加盟)は、農業を柱に福祉事業などと連携して、地域が抱えるさまざまな課題の解決に取り組み、町の活性化に貢献しています。
スペースマーク 旬の味
季節外れの雪が降り、4月だというのに桜のつぼみが暖かくなるのを待っている今日この頃です。先日、叔父の法要があり、親せきとの会話で「昨年9月末に妻がくも膜下出血で倒れた。救急の手当てで命はとりとめたが長期療養中」とのこと

2017年4月10日(第1258号)

スペースマーク 若者が元気に農業に励めるよう農民連と力合わせて歩みたい
農業を再生し地域を元気に小規模経営の役割も評価/農民連から情報を受け税金対策もバッチリ
スペースマーク 田植え始まりました
高知県南国市では田植えが始まりました。品種は極早生の「南国そだち」です。
スペースマーク 大義ない種子法の廃止公的管理が企業の手に「森友学園」の真相究明へ 声をあげよう
全国有機農業推進協議会、日本の種子(たね)を守る有志の会などは3月27日、衆院第1議員会館で講演会「日本の種子(たね)を守る会」を開きました。
スペースマーク 「共謀罪」4度の廃案に原発存続のための電気料金転嫁に反対
国民大運動実行委員会と中央社会保障推進協議会、安保破棄中央実行委員会は3月29日、国会前行動を行いました。
スペースマーク 農のこころ
風の尾を離さず野火の開拓地
スペースマーク 本の紹介/上村雄彦・首藤信彦・内田聖子ほか著 自由貿易は私たちを幸せにするのか?イラスト2点
トランプ米大統領の登場によって、TPPそれ自身はとん挫しましたが、日本は貿易協定だけでなく金融・投資など幅広い形での「経済対話」をすることになりました。これによって日本はTPP以上の要求をアメリカから突き付けられる危険もあります。
スペースマーク いずれは必ず福島に帰りたい。だけど…
東日本大震災・福島第一原発事故から6年。福島では4月から多くの避難指示区域が解除されました。全国各地の福島からの避難者は、どんな思いで6年目を迎えたのか。事故後に愛媛に避難した渡部寛志さん(38)、直美さん(34)夫婦に今の思いを聞きました。
スペースマーク みそ作り、がんばってます!
岡山県農民連女性部「はなみずきの会」では、毎年、1月から2月の寒い季節に、みそ作りをがんばっています。一昨年、部員宅の倉庫を借りてみそ加工場を設置し、許可も取りました。
スペースマーク 旬の味
家の外に出ればウグイスの声が。鳴き初めはつまっていたのにすっかり上手になりました。畑では柿のせん定から、薬剤散布や草刈りにかわってきています

2017年4月3日(第1257号)

スペースマーク ふるさと壊した責任を国と東電は認めよ!
東京電力福島第一原発事故の被害者約4000人が、国と東電に原状回復と損害賠償を求める「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(以下、生業訴訟)が3月22日、福島地裁で結審しました。原告団には、福島県農民連の会員も約400人が加わっており、原告団事務局などで大きな役割を果たしています。
スペースマーク 原発事故の責任明らかにし、原発ゼロめざす
「生業訴訟」弁護団事務局長の馬奈木厳太郎弁護士に、「生業訴訟」の意義やポイントについて話を聞きました。
スペースマーク なんと!!種もみ代10倍に!?
主要農作物種子法(種子法)の廃止法案が3月23日、衆院農水委員会で与党などの賛成多数で可決されました。採決当日の委員会では、定足数に満たずに審議も一時中断するなどお粗末な議論で早期成立を強行しようとしています。
スペースマーク 「TPP後を考える」
TPP阻止国民会議、フォーラム平和・人権・環境、STOP TPP!!市民アクションの3団体が事務局を務める「TPPを発効させない!全国共同行動」は3月15日、衆議院第一議員会館で「TPP後の日米通商交渉、安倍政権の経済政策を考える」を開きました。
スペースマーク 農のこころ
春耕や空が覚ゆる大き息
スペースマーク 脱税犯取り締まる国犯法組み込む
今国会で狙われている国税通則法の「改正」案。一般の税務調査を行う国税通則法の中に、脱税犯を取り締まる国税犯則取締法(国犯法)を組み込み、共謀罪に相当する扇動罪も設けようとしています。この問題について全国商工団体連合会(全商連)は3月17日、緊急の院内集会を開きました。
スペースマーク 築地移転中止署名を手渡す農業被害 震災以前に戻らず 原発事故なければ復興早い
東京・築地市場の豊洲への移転問題で、築地移転中止署名を進める会は3月17日、東京都庁で署名の都への手交式を行いました。
スペースマーク 農民への人権侵害許さない
小農民へのあらゆる人権侵害を許すな――。国連人権理事会で審議中の「小農民と農村で働く人々の権利宣言」の早期成立を求め、かつてドイツ農民戦争(1524―25年)の激戦地となったドイツ南部シュヴェービッシュハルに世界約50カ国から小規模家族農民とその運動を支援するNGOの代表約400人が集いました。農民連からは岡崎衆史国際部副部長が参加しました。
スペースマーク ビア・カンペシーナ東南・東アジア女性会議に参加して
ビア・カンペシーナの東南・東アジア女性会議(2月20〜24日、マレーシア・サラワク州)に参加しました。会議の目的は、ビア・カンペシーナと国連の人権機関が一緒に取り組んでいる「小農民の権利宣言」の作成に向けた学習と準備でした。
スペースマーク 旬の味
私の住む北海道東部は国内で最も遅く桜の咲く所。漁業と酪農が主な産業の地域です。今年は例年に比べて少ない積雪ですが畑(牧草地)は全面真っ白。それでも日差しは強く長くなってきました
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