総がかり実行委と市民連合が街頭宣伝野党が結束して安倍政権を退陣に東京・新宿
安倍政権の退陣を求める大街頭宣伝が4月13日、東京・新宿駅前で行われました。駅前は、約1200人の聴衆であふれました。 主催は、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)と「総がかり行動実行委員会」です。主催者あいさつした山口二郎・法政大学教授は、「いま権力の集中が進んでいる。腐りきった為政者にノーを突きつけよう。市民と野党が力を合わせ、安倍政権を退陣に追い込もう」と呼びかけました。 各政党・会派がスピーチ。民進党の小川敏夫参院議員、日本共産党の小池晃書記局長、自由党の森ゆうこ参院会長、社民党の福島瑞穂副党首、参院会派「沖縄の風」の糸数慶子代表が、「野党が本気で結束して安倍政権を倒そう」と発言しました。
学生や学者、弁護士が登壇。大学生は、「数の力でものを言わせる総理大臣はやめよ」と訴え、横湯薗子・前中央大学教授・元北海道大学教授は、「今は戦争前の状態に似ている。戦争を防ぐために、子どもたちの幸せを願って一緒にたたかおう」と呼びかけました。 海渡雄一弁護士は、共謀罪の問題点を詳しく解き明かし、廃案にするよう訴えました。
“共謀罪”強行許すな!国民大運動など 国会前集会に350人国民大運動実行委員会など3団体が共催する国会前集会が4月12日に開かれ、市民団体や労働組合などから350人が参加しました。主催者を代表して農民連の吉川利明事務局長があいさつ。「共謀罪は“戦争する国づくり”のために日本を監視社会に変えようとするもので、断じて許されない。今国会では農業競争力強化プログラムの関連8法案も審議されている。安倍政権を倒し、この暴走政治を止めていこう」と呼びかけました。
介護保険改悪の関連法案がこの日、衆院厚生労働委員会で強行採決され、中央社保協の山口一秀事務局長は、「この間、医療関係では数多くの法案が強行採決されてきた。この議会制民主主義無視の姿勢は本当に許せない」と抗議しました。
(新聞「農民」2017.4.24付)
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[2017年4月]
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