「農民」記事データベース20170417-1259-10

里山にどんぐりを植えよう

みのう農民組合と新婦人久留米支部
天気に恵まれ13回目
福岡

関連/イラスト2点


 汗ばむくらいのお天気に恵まれた3月19日、「里山にどんぐりを植えよう」が福岡県久留米市の田主丸町緑化センターで行われました。みのう農民組合と新日本婦人の会久留米支部との共催です。子ども10人を含む40人が集まりました。

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みんなで記念撮影

ヒラタケ・なめこの駒うち
ポットにどんぐりの種まき
シイタケ狩り楽しく

 駒うちと種まきほだ木は短かく

 最初に、準備運動をして、今回は、ヒラタケとなめこ1000個ずつの駒うちをしました。小さい子も、木づちやカナヅチを持って、とんとんとん。とても楽しそう。お母さんたちは、子どもたちの名前を呼びながら、スマホをむけています。

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木づちでとんとんとん

 ちょっとくたびれて、2000個の駒うちが終わると、種まきです。ポットにどんぐりを植えていきます。小さな手で、ぎゅっぎゅっと押し込んでいきます。その後はシイタケ狩り。一昨年のシイタケはあまりよくできていませんでしたが、それでも、シイタケをもぐ感触を楽しみました。今回はほだ木を30センチくらい(今までは1メートルくらい)に切ったため、小さな子でも持つことができ、菌を打ち込んだほだ木は、子どもたちの手によって集めることができました。

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ほだ木を「よいしょっ」

評判が良かった
どんぐりとギンナンと
サツマイモ入りカレー

 どんぐり使って遊びも楽しく

 さあ、待ちに待った昼食。例年通り、どんぐりカレー。どんぐりと銀杏とサツマイモの入ったカレーは、とても評判がよく、「どんぐり初めてたべた」「えっ、どんぐり食べられるの?」と喜びや驚きの感想が寄せられました。

 井上永太郎組合長のスイートスプリングをそのまま搾ったジュースも大好評で、子どもたちが何度もおかわりに来ていました。

 その場で搾るので、とても新鮮で、風味がよく、また甘く、持ってきた井上さん自身も、「こんなにおいしいとは思わなかった」と驚かれるほど。最後は、どんぐりを使った遊びで楽しんで、解散となりました。

 貴重な体験、勉強にもなった

 久留米から参加した男性は、「シイタケ作りがしたくて、勉強に来ました」と。お母さんからは、「貴重な体験をさせてもらって、感謝してます」。子どもたちも口々に「たのしかった〜」。

 来年の再会を約して、帰られました。

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)


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鹿児島市 尾下章子

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茨城・石岡市 末永明美

(新聞「農民」2017.4.17付)
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2017年4月

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