「農民」記事データベース20170424-1260-09

どのお米がおいしいかな

京都
京丹後の生産者組合
第2回食味くらべ


外観・香り・味・硬さ・粘り…
同じ条件下で食べ比べ

 自分がつくった米を持ち寄り、味くらべをしようと昨年から地域の生産者組合主催で「食味くらべ」を始めてこのほど(3月21日)、第2回「食味くらべ」を京都府京丹後市で開催し、15人が参加しました。

 同じ条件で炊くために、持ち寄った米の水分をはかり、水の量を調整します。炊飯器も同じものを5台、京都府丹後普及センターに用意してもらいました。

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普及センターから同じ炊飯器を借りて、同じ条件で炊きます

特A米めざし米つくりを交流

 昨年1位になった生産者の米を基準米として、それぞれの米を食べくらべます。チェック項目も、外観、香り、味、硬さ、粘り、総合とあり、比較するのも大変です。それでも12人の参加者の評価を集計して、順位を決めました。今年1位の生産者の米を来年の基準米とします。

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地元の営農組合で米の食べ比べをしました

 丹後コシヒカリは残念ながら穀物検定協会の特Aを逃しました。今年こそ復帰を果たそうと肥料のやり方や田植えの株間の取り方、刈り取り時期など、米作りを交流しました。

(京都農民連 安田政教)

(新聞「農民」2017.4.24付)
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2017年4月

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