2022年1月


2022年1月31日(第1490号)

スペースマーク 多様な要求で仲間づくり
昨年はコロナ禍による米価下落や鳥獣害など農家の暮らしや経営に暗い話題が多かった年でした。奈良県農民連は、年明けから「今年は少しでもみんなが農業を続けられるように」「若い人が希望をもって農業にがんばれるように」との思いで春の仲間づくり運動に取り組んでいます。
スペースマーク フードバンクで両方応援
フードバンクで配布する米や野菜を若手生産者から購入することで、収入減で苦しむ学生も農家も支援しよう――大阪でそんな取り組みが進んでいます。
スペースマーク 要求で農民と広く結びつき、組織を飛躍させて「家族農業の10年」の農政に転換しよう(1/6)(2/6)(3/6)(4/6)(5/6)(6/6)
第24回全国大会決議は、2021年は総選挙の年、「農政を国連『家族農業の10年』の方向に転換させるチャンス!」と位置付け、自公政権打倒・政権交代を掲げました。
スペースマーク 子どもたちがくつろいで楽しめる場をつくりたい
2017年9月、札幌市の地下鉄南北線「中島公園駅」近くの小さなホテルの一角を無償で貸していただき、4人でこども食堂「すすきのこどもCaf〓わくわく」を始めました。
スペースマーク しめ飾りを持ち寄ってコロナ禍の早期退散願うイラスト2点
16年前に「安全・安心・新鮮な野菜を食卓へ」をスローガンに、山口県岩国市で「わいわい楽農くらぶ」を立ち上げ、週1回の直売所での販売と量販店、JA直売所に出荷しています。
スペースマーク 旬の味
今年こそ穏やかな一年にと思う間もなく、コロナ禍の再燃…特に米軍基地絡みの拡大、大雪被害、米を取り巻く相変わらずの政治、そして原発事故処理のこと

2022年1月24日(第1489号)

スペースマーク 要求で農民と広く結びつき組織拡大を
農民連は1月13日、都内とオンラインで結んで全国委員会を開き、47都道府県77カ所から100人以上が参加しました。
スペースマーク 農民連はためになるやめられない
山形県の庄内農民連では、持続化給付金申請運動で仲間に迎えた準会員を正会員に移行してもらう取り組みが進んでいます。
スペースマーク インボイス導入は死活問題
農民連と農民連ふるさとネットワークは1月7日、「産直組織にとってのインボイス その対策と課題」の学習会を開催しました。大阪総合会計事務所の竹内克謹(よしなり)税理士が「インボイス制度(適格請求書等保存方式)の導入は中小企業にとって死活問題―制度の本質とその影響を考える―」と題して講演しました。
スペースマーク 全国食健連新春宣伝第33回農民連女性部総会
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は1月7日、東京・新宿駅西口で新春宣伝行動を行いました。各団体から15人が参加し、静岡産ミカンを配布。約30分の行動で、「家族農業を守り、食料自給率の向上を求める署名」が53人分寄せられました。
スペースマーク 農のこころ
淑気満つ峡一村の起つ夜明け
スペースマーク 生乳生産抑制などで振興局に要請
北海道農民連釧根地区協議会は12月9日、釧路総合振興局を訪れ、いくつかの要請、意見交換を行いました。振興局からは農務課長と主査が対応。地協から釧路管内の厚岸、標茶、白糠、浜中の各単組の他根室管内別海町からの参加者を含めて10人が参加しました。
スペースマーク 農家のための税金コーナー(2)
農業所得額の計算は、所得に関する収入金額から必要経費を差し引いて、算出します。農民連の『農業収入・支出記帳簿(税金ノート)』を使って集計しましょう(詳しくは『農家のための税金対策の手引き』13ページから)。
スペースマーク 女性による女性のための相談会
長引くコロナ禍で、事業所などが営業自粛や閉鎖に次々と追い込まれる中、仕事も生活も追われ、生活困窮などのさまざまな困難を抱える女性たちがますます増えています。こうした女性たちを支援しようと、「女性による女性のための相談会」が、年末年始を挟んで2日間ずつ2回(2021年12月25、26日と1月8、9日)開催され、農民連も女性部を中心に全国に呼びかけ、米や野菜、果物、加工食品などを提供しました。
スペースマーク 在日ベトナム人へ食料支援
埼玉農民連と埼玉産直ネットワーク協会は2021年12月23日、本庄市高柳のベトナム尼僧寺院「大恩寺」へ、昨年に続いて2回目となる食料支援を行いました。
スペースマーク 手作りのゆずジャム送って女性たちを元気にしたい
「『女性による女性のための相談会』に、ぜひ農産物の提供を」という農民連全国女性部の呼びかけに応えて、奈良県農民連女性部は2021年12月20日に北和センター加工所で手作りジャムを作り、送りました。
スペースマーク 旬の味
今年は寅年。寅は、中国の歴史書では、草木が伸び始める状態、新しいことが始まる意味だそうです。今年こそ食料の自給を守るため、それぞれの持ち場で、新しい動きを始める年にと思っています

2022年1月17日(第1488号)

スペースマーク MA(ミニマム・アクセス)米の見直しを
農民連の長谷川敏郎会長は12月21日、信州安曇野に位置し、北西部には北アルプス連峰がそびえる農業と観光の村、長野県松川村を訪れ、平林明人村長(県町村会副会長)と米問題で対談しました。
スペースマーク 税金勉強会で6人が仲間に
富山県農民連は持続化給付金申請でのつながりを生かし、昨年末から6人の新しい仲間を迎えています。仲間づくりの先頭に立っている荒木義昭さん(小矢部市)のリポートです。
スペースマーク 汚染水の海洋放出するな 個人賠償への差別許さない
福島県農民連は12月16日、政府・東京電力との交渉を国会議員会館内で行い、福島県北農民連の会員を中心に30人以上が参加しました。
スペースマーク 米価下落問題で農民の怒り届ける
「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動実行委員会は12月22日、2022年度政府予算案の編成に対する申し入れを鈴木俊一財務大臣に対して行い、各団体の代表が参加しました。
スペースマーク 農のこころ
去年今年ふるさと啜る蕎麦の味
スペースマーク 自給率向上を国民運動に
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は12月17日、秋のグリーンウエーブ(食料の波)行動の農水省交渉と中央集結行動を、オンライン併用で開催しました。
スペースマーク 農家のための税金コーナー(1)
今回から税金コーナーのタイトルが「農家のための税金コーナー」に変わります。引き続きよろしくお願いします。
スペースマーク 産直・県内産の農産物をたくさん食べて地域の農業を守ろう
新日本婦人の会石川県本部と石川農民連の収穫祭が12月5日に、金沢市で開催されました。コロナ禍とあって飲食はなく、恒例の餅つきイベントも中止しました。
スペースマーク コロナ禍の厳しい中、よくがんばったね
千葉県農民連女性部「あらぐさ」の第33回総会が12月2日に、旭(あさひ)市の「かんぽの宿旭」で行われました。
スペースマーク コンニャク収穫真っ盛り
背景の山は、日本百名山のひとつ武尊(ほたか)山です。
スペースマーク 旬の味
希望、期待を抱きながら、新年を迎えた方も多いと思います。12月30日にオンラインで三役会議を行うなど年末までバタバタと1年を過ごした私は、連日雪が降り続いたこともありほとんど外出せず自宅にこもった新年でした

2022年1月3・10日 合併号(第1487号)

スペースマーク 酒米がつないだ人の縁
「何気ない日常の会話がきっかけでした」。加須(かぞ)市酒米生産者協議会の篠塚敏雄会長(79)は振り返ります。同協議会は現在12人の生産者が参加し、10ヘクタールの酒米を作付けし、市内外の酒蔵6カ所に「五百万石」「山田錦」といった酒米を供給。地元の酒蔵「釜屋」や加須市酒類販売所組合と共同でオリジナル商品「加須の舞」を開発し地域の活性化を目指して活動しています。
スペースマーク 小規模漁業重視の政策こそが世界の流れ
今年2022年は、国連が定めた「小規模伝統漁業・養殖業に関する国際年(略称‥国際小規模漁業年)」です。「国際小規模漁業年」は、FAO(国連食糧農業機関)総会での承認を経て、2017年の第72回国連総会で、正式に国連の国際年の一つとして宣言されました。
スペースマーク 農のこころ
石積みし祖先の魂(たま)や冬棚田
スペースマーク 米価下落対策、食料支援などでの実践を報告
全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は12月11日、「オンライン秋の学習交流会」を開きました。
スペースマーク 軍拡・改憲許さずくらし最優先の予算を
国民大運動実行委員会などは12月15日、議員会館前で国会行動を行い、80人が参加しました。
スペースマーク 消費税減税とインボイス中止を
消費税廃止各界連絡会(各界連)は12月13日、消費税5%減税とインボイス制度(適格請求書等保存方式)実施中止を求める署名の提出集会を国会議員会館内で行いました。3種類の署名を合わせて5万2千人分以上の署名が提出されました。
スペースマーク 学校給食 パンに地元産小麦、ご飯に有機米(1/3)(2/3)(3/3)
子どもたちの健康を考えて、いま全国で学校給食に地元産の農産物を活用したり、ご飯を有機米にしたりする取り組みが広がっています。長野県と和歌山県の農民連会員生産者の喜びの声を紹介します。
スペースマーク キムチ作り
岩手県農民連の女性部で12月6日に、加工交流会をしました。午前中はキムチ作り、午後はコンニャク作りをしました。 キムチ作りの先生は、女性部役員の小竹森洋子さんです。
スペースマーク なんてったって!伝統食
正月料理は海の幸、山の幸の中から、おめでたい呼び名の語呂合わせや彩りや姿形がよいものなどが使われます。
スペースマーク 旬の味
2021年は例年よりもたくさんの方がわが農場に来訪してくださり、出会いという面で有意義な1年だったと感じている。祖父の代から循環型農業を目指してきたわが家ではあるが、これまで来られるのは他業種の方が主だった
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