農のこころ丸山美沙夫
淑気満つ峡一村の起つ夜明け 竹内 敦子 俳誌『しなの』から。正月を迎えて天地に漂う、めでたい気配を表現する漢詩の言葉「淑気」が季語として定着している。この句は、コロナ禍や農業だけではくらせない山村の厳しい実態や時代も見据えていたであろう。厳かに迎えた山村を包む淑気に触れていると、この村にも生気と人々の触れ合う活気が息づく。
(新聞「農民」2022.1.24付)
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[2022年1月]
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