「農民」記事データベース20220131-1490-09

子どもたちがくつろいで
楽しめる場をつくりたい

札幌「すすきのこどもCaf〓わくわく」


北海道産食材で子ども食堂再開!

 2017年9月、札幌市の地下鉄南北線「中島公園駅」近くの小さなホテルの一角を無償で貸していただき、4人でこども食堂「すすきのこどもCaf〓わくわく」を始めました。

 毎月第3火曜日午後3時から8時、中学生以下10円、高校生100円、保護者200円、一般500円で夕食を提供していました。

 大学生からシニアの方まで多くのボランティアが参加していました。

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設立時の子ども食堂の様子

 札幌市中央区のすすきのに縁のある方や市民の寄付、札幌市の助成金、農家さんからいただくお米や野菜など、まさに「おとなの善意」で多い時には100人を超える方に食事を提供してきました。

 しかし新型コロナ感染拡大で食事の提供ができなくなり、近くのお寺の境内で子どもたちと外遊びをしたり、お弁当の配布、観劇会などでコロナ禍が収まるのを待っていました。

 今年に入り、1月17日午後5時から8時まで、札幌市民活動プラザ星園との共同事業で、「すすきのこどもCaf〓わくわく」を再開しました。

 この日は、46人の親子が参加し、北海道産の牛乳と生クリーム、バターをたっぷり使ったクリームシチューが大好評でした。副菜も輸入品は使っていません。調味料も無添加のものにこだわっています。

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お米とシチューの材料はすべて寄付でいただいた北海道産です

 新型コロナ感染症については予断を許さない状況が続いています。月に1回、今は不定期の開催で、極力少人数での開催を心がけていますが、我慢を強いられた子どもたちが、くつろいで楽しめる場所を再び作ろうと張り切っています。

 (北海道食といのちの会役員・「すすきのこどもCaf〓わくわく」事務局長 富塚とも子)

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(新聞「農民」2022.1.31付)
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2022年1月

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