2019年11月
■2019年11月25日(第1386号)
- 審議不十分、拙速な採決に抗議/北海道でも宣伝行動
- 日米貿易協定の討論が11月15日、衆院外務委員会で行われ、わずか10分で、自民・公明の与党、維新の会などの賛成多数で可決されました。
- そばの収穫はじまる
- 山口県岩国市でそばの収穫が始まりました。今年は、地域でそばを生産している米川そばの会と山口県農民連の女性部合同の刈り取りです。倒れていなくて、スムーズに刈り取りが進みます。このあと干して2週間後くらいには新そばが食べられそうです。今日は昨年のそばで昼食会です。
- 新婦人は食と農守る運動のパートナー
- 農民連と農民連ふるさとネットワークは11月6日、東京都内で新日本婦人の会と農民連との産直運動の取り組みを交流する「新婦人産直交流会」を開催し、全国20の府県連・産直組織から33人が参加しました。
- 全国食健連が連日国会行動/“日米貿易協定を暴く”
- 衆議院外務委員会での日米貿易協定の審議がヤマ場を迎えるなか、全国食健連は連日、国会周辺での行動にとりくみ、11月11日には日米貿易協定が審議される外務委員30人への議員要請行動、13日には国会前での座り込み行動を行いました。
- 農のこころ
- 漬塩の透き通る手に冬菜の香
- 水道法「改正」から1年、問題点は
- 2018年12月に水道法が「改正」されてから1年がたとうとしています。各地で、自らの水道を守ろうという動きが起こっています。水道法「改正」の問題点を、2人の方に指摘してもらいました。
- DVD紹介/本の紹介
- 98%の普及率と、世界有数の「飲める水道水」を誇る日本の水道。しかし、人口減による自治体の財政難、インフラの老朽化、職員の高齢化・減少など多くの課題を抱えています。民営化の失敗事例が明らかになり、再公営化へと向かう海外の動きと逆行する日本。「自治」をキーワードに水道の未来を考えます。
- 安全でより豊かな学校給食を(1/3)/(2/3)/(3/3)
- 給食全てを地元有機米に/どの子にも温かい給食を/全小中学校で自校給食
- 農家の税金対策(19)
- 10月から消費税が増税され、「軽減税率」も導入されました。免税事業者にとってはどんな影響があるのでしょうか。
- タネちゃん
- タネちゃん
- 2019冬季産直カタログ
- 農民連ふるさとネットワークの2019冬季産直カタログができました。全て産地直送で、全国の農民連会員の逸品102品がそろいました。
- 農民連結成30周年記念コンクール入選作品 短歌の部
- ▼入選▲
- 収穫応援に行きました
- 和歌山県古座川町では、柚子(ゆず)の収穫が最盛期を迎えています。
- 出張マルシェが大にぎわい/イラスト2点
- この秋、大阪産直センターで八尾市内の2カ所の出張マルシェに出店し、農民連の野菜や加工品を販売。大人気を博しました。
- 旬の味
- 自然災害が多い日本、今年の台風、豪雨被害は広範囲に未曽有の被害。被害に遭われた皆さんの一刻も早い回復を。被災地は晩秋から真冬を迎え、避難生活への善意の支援と行政の支援体制が不可欠だ
■2019年11月18日(第1385号)
- 日米貿易協定
- 与党が批准の強行をねらう日米貿易協定について、明治大学の作山巧教授に問題点を聞きました。
- 労働者と共にトラクター先頭にデモ
- 国民春闘共闘と全労連、国民大運動実行委員会、全国食健連は11月7日、全国一律最低賃金の実現や日米貿易協定反対などを求め中央総決起集会と国会請願デモを東京・日比谷野外音楽堂で行いました。1500人がそれぞれの要求を掲げて集結しました。
- 市民と野党が院内集会
- 「10月消費税10%ストップ! ネットワーク」は11月1日、消費税10%増税の撤回と消費税減税法案の提出を求めて署名提出集会を衆議院第2議員会館内で開き、100人が参加しました。
- 「バランスとれてる」は大ウソ
- 日米貿易協定をめぐる衆議院での審議がヤマ場を迎えた11月6日、「TPPプラスを許さない!全国共同行動」が院内集会を開きました。
- 止めよう!改憲発議
- 憲法公布から73年の11月3日、安倍政権がねらう改憲に反対する行動が取り組まれ、国会正門前では「総がかり行動実行委員会」など3団体が呼びかけた憲法集会に1万人(主催者発表)が参加しました。
- 農のこころ
- 自家菜園趣味を超えたる大根引き
- 農民連結成30周年記念コンクール入選作品 詩の部
- 農民連結成30周年を記念して、「写真・詩・俳句・短歌コンクール」を呼びかけ、作品を募集したところ、たくさんの会員・新聞読者の方々から応募いただきました。ありがとうございました。
- 農家が得する税金コーナー(64)
- 各地でこれまでは課税していなかったビニールハウスなどの農業用資産に対する償却資産税の課税強化が進められています。
- 前を向いてがんばろう
- 台風19号で甚大な被害を受けた栃木県鹿沼市粟野地域の復興を支援する「がんばろう粟野!台風19号復興支援チャリティー新そばまつり」が11月3日、鹿沼市中粟野の「遊の郷直売所」で開催されました。
- 被災した仲間を応援
- 台風19号で水害にあった須賀川農民連の仲間の支援に、11月4日、福島県北農民連で行ってきました。福島市から軽トラ5台を連ねて高速道路を走って駆けつけました。
- 被災した大豆農家を応援したい
- 相次ぐ台風で甚大な農業被害が出るなか、被災農家を応援するチャリティーイベントが11月2日、東京・池袋で開催されました。
- 旬の味
- 度重なる各地の災害の報道に心を痛めている。当地では今のところ台風被害はなかったもののカメムシの発生・害獣被害に気の抜けない収穫期を迎えているが、例年通り秋祭りは行われ、酔っ払い集団となった。昔の娘はしんどいばかり!!
■2019年11月11日(第1384号)
- ゲノム編集食品、年内にも食卓へ
- 遺伝子を改変・操作する「ゲノム編集」技術を使った食品が、早ければ年内にも流通し、食卓に並ぶことになりそうです。ゲノム編集食品の開発者(企業など)が国へ届け出る制度が10月から始まっており、一部については安全性審査が義務付けられておらず、国への届け出や食品への表示も販売する側の任意とされ、食品としての安全性について懸念する声が上がっています。
- 日米貿易協定 批准するな
- 全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は11月1日、国会議員会館前で日米貿易協定批准に反対する座り込み行動を行いました。
- 政府・行政の真価問われる災害対策/日米貿易協定 反対!
- 全国災対連(災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)は、大災害となった台風19号の被災者への支援を求め、内閣府などに要請を行いました。
- 農水省に要請/埼玉食健連 グリーンウエーブ
- 日本母親大会実行委員会は、今年8月に静岡県で開催された第65回日本母親大会の決議をもとに、10月24日、各省庁に対し要請行動を行いました。農水省への要請には、農民連女性部の役員のほか、奈良や神奈川、山口など各県の代表者ら16人が参加しました。
- 農のこころ
- 零余子(ぬかご)飯少しすこしと椀をだす
- 香川の食は私たちが守る
- 10月26日に高松市のJA香川県中央地区営農センターを借りて「香川の食を考える農林漁業シンポ」を開催しました。参加者は220人で会場は満杯でした。この取り組みも恒例になる中、今年は新たに「漁業法」の改正に危機感を抱いた漁業の代表がパネリストとして参加しました。
- 農家が得する税金コーナー(63)
- 10月1日に消費税の増税と複数税率の導入が行われて約1月が経ちました。直売所の現場ではどのような影響が出ているのでしょうか。
- 日消連
ゲノム編集食品反対宣言/今も愛好 サツマイモのツル
- 日本消費者連盟が6月に発表した「ゲノム編集食品に反対します」とする宣言を紹介します。
- 茨城農民連がボランティア支援
- 茨城県では台風19号により那珂川や久慈川が氾濫を起こし、周辺に大被害をもたらしました。
- ミニ白菜が奇跡の復活
- 9月に千葉県を襲った台風15号。房総食料センターの生産者もビニールハウスの倒壊や、露地の苗が飛ばされるなどの甚大な農業被害を受けています。そんな台風被害を受けながら、芝山町の堀内優さんは、奇跡的に回復したミニ白菜を出荷しました。
- 旬の味
- 過疎地における農業には、ときとして開発との闘いも生じます。私の住む町は町の区長会(自治会)あげて大型風力発電施設の反対とともに、最近いったん消えかけた大型太陽光発電施設の計画も再燃してきています
■2019年11月4日(第1383号)
- 各地の実態示し、従来の枠超えた対策要求
- 農民連は10月24日、農水省に対し台風19号の被災農家への支援要請を行いました。
- ショリショリ食感 紀ノ川柿
- 和歌山県の紀の川を望む山の中に、竹本佳充さんの柿畑はあります。
- 国連「家族農業の10年」地域から未来をつくる!/プラットフォーム・ジャパン第2回総会<
- 家族農林漁業プラットフォーム和歌山(以下プラットフォーム和歌山)は10月18日に和歌山市の県JAビルで「家族農林漁業プラットフォーム和歌山設立記念フォーラム」を開催しました。8月22日に行った学習会以降、多方面への呼びかけを重ね、農業・林業・漁業に携わる人たち、消費者、研究者など、約120人が集まりました。
- 安倍改憲策動ストップ!!
- 「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」と「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション」は10月19日、国会前で臨時国会初の総がかり行動を行い、2500人が参加しました。
- 農のこころ
- 早暁の風を打ち込む走り蕎麦
- 台風19号 各地の被害/台風被害にビア・カンペシーナの仲間からお見舞い
- 大雨で大きな被害を各地にもたらした台風19号。農民連は各被災地に入り、支援と被害状況の把握に努めています。
- 日本農業を異次元の総自由化にさらす亡国・背信の決断(1/2)/(2/2)/イラスト2点
- 「牛を取られて車は取れず」「アメリカの言い分は全部飲みます。ただ、体裁をとりつくろうことだけは認めてください」「誰がどう見ても不公平貿易を笑顔で『ウィンウィン』。正気の沙汰とは思えない」「妄想? もしかして虚言癖?」――。日本が完敗、アメリカが「巨大な勝利」の日米貿易協定に対し、インターネットでも激しい批判が巻き起こっています。
安倍政権は11月上旬にも衆議院を通過させ、来年1月1日の発効を強行するねらいですが、協定の公表と同時に、安倍政権のぶざまな譲歩と、それを覆い隠すためのウソとゴマカシが次々に明らかになっています。ウソにまみれた亡国・売国協定の強行を絶対に許すわけにはいきません。
- 農家の税金対策(18)
- 災害により農業に損害が発生し、保険金や補償金などを受け取る場合、税務上の扱いはどうなるでしょうか。
- 日米FTA―ここが問題
- 「TPPプラスを許さない!全国共同行動」は10月10日、衆院第1議員会館内で「ここが問題―日米FTA―各党・議員に聞く」を開き、国会議員、秘書、市民ら約200人が参加しました。
- GMナタネ自生調査で食農市民ネット学習会
- 食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク(食農市民ネット)は10月17日、衆院第2議員会館内で「2019年遺伝子組み換えナタネ自生調査院内学習会」を開き、調査の結果報告と、農水・環境両省との意見交換を行いました。
- タネちゃん
- タネちゃん
- 原発は金権まみれのエネルギー 原発マネーは徹底究明を!
- 関西電力(関電)と自治体役員との癒着が大きく取り上げられる中の10月15日、さようなら原発1000万人アクションと原発をなくす全国連絡会、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)は「関電に原発を動かす資格なし! 原発マネー徹底追及! 市民緊急行動」を行いました。
- 本の紹介/安田節子著 食べものが劣化する日本 命をつむぐ食と安心な食を次世代へ
- 全国商工団体連合会の機関紙「全国商工新聞」に今年3月まで1年間連載されていた安田節子さん(「食政策センタービジョン21」代表)の「いのちを紡ぐ食」をまとめ、刊行しました。
- 命をめぐる収穫祭
- 今年も10月6日に「命をめぐる収穫祭」が静岡県藤枝市で行われ、60人を超える方々(約半数は子どもたち)が、県内外から参加してくれました。
- 今年はドローンで撮ったヨ!
- 山口県岩国市で、農民連の仲間を中心に地域の小学生たちと始まった田んぼアート。2011年の山口国体の選手歓迎から始まって、今年で9回目を迎えました。
- 旬の味
- 台風19号が上陸してから1週間以上たちました。広範囲に甚大な被害が出てしまいました。被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げます
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