農のこころ丸山美沙夫
漬塩の透き通る手に冬菜の香 丸山美沙夫 雪国では冬野菜を収穫して霜や寒波で凍らせないよう貯蔵したり保存食として漬物にする。十一月中下旬になると朝夕の寒さも厳しくなる。冬菜洗いは水も冷たく大変であるが美味しい漬物にする時期。婆や嫁さんたちの漬菜味も腕の見せどころ。家族の意見も塩分控えめのようだ。塩振る濡れ手に冬菜の香が零れる。
(新聞「農民」2019.11.25付)
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[2019年11月]
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