2018年12月
■2018年12月24日(第1341号)
- 自給率引き下げる自由化に抗議
- 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は秋のグリーンウエーブ(食料の波)行動の中央集結行動を12月7日、東京都内で開催しました。
- 滋賀・日野町長 藤澤直広さん 私も農民 農村では共同と助け合いが文化
- 滋賀県日野町は日野菜が特産で、集落営農も滋賀県が発祥と言われています。私自身、町長の傍ら農業をしています。多彩な農業経営が地域にあって良いと私は思います。私も集落営農で1ヘクタールほど耕作を担当しています。滋賀県農民連の東野進会長とも懇意にし、いつも支えてもらっています。
- 種子法廃止から考える持続可能な農業へ/農村に人と仕事を取り戻す
- 11月25、26の両日に福島市の穴原温泉・吉川屋で東北農民運動交流集会が開催され約100人が参加しました。
- 日欧EPA承認案の参議院本会議での強行可決に抗議し、新たなたたかいを呼びかける
- 一、12月8日、参議院本会議で日欧EPA(経済連携協定)承認案が強行可決された。自民、公明、維新などが賛成し、立憲、国民、共産、自由、社民などの野党が結束して反対した。
- 農のこころ
- 掌も秤となるやりんご撰(よ)る
- 農家が得する税金コーナー(48)
- 島根県農民連松江市協議会の本庄支部でこれまで30年以上にわたり税金申告の中心的活動家だった方が10月に急逝されました。
- 大豆畑トラスト大豆収穫祭/第25回収穫祭 大成功!!
- 11月25日、福岡・みのう農民組合の大豆畑トラスト収穫祭2018を、うきは市の佐々木督文書記長の自宅で行いました。
- タネちゃん
- タネちゃん
- ヤギのミルクでシフォンケーキ
- しんぶん「赤旗」の記者時代は、農民連の方々にとくにお世話になりました。私は今、長野県軽井沢町で生活しています。めざすのは「農業の6次化」。農畜産物をつくり、加工・販売です。
- メッタ汁、大根おろし餅 特別栽培米の塩おにぎり
- 12月1日、農民連と新日本婦人の会の実行委員会による2018年収穫祭を金沢市内で行いました。
- ふるさと よもやま話
- 私の住む中井町は、東名高速道路の秦野中井インターのある地域です。
- 旬の味
- 国民の生活、そして命に関わる悪法が次々と嵐のごとく押し寄せてくる。しかし、自分の問題と受け止める力を失っている人たちが多いのは残念。孫たちの今後の社会を考えると恐ろしくなってくる
■2018年12月17日(第1340号)
- ひと、牛、田んぼでまちおこし!
- 農家の高齢化と耕作放棄地対策に、繁殖牛の周年放牧を取り入れて、耕畜連携で地域農業を守ろうというとりくみが、茨城県大子(だいご)町で行われています。中心的役割を担っている畜産農家の益子光洋さんを訪ねました。
- 日欧EPA承認を強行/創立30周年記念 農民連第23回定期大会のご案内
- 日欧EPA(経済連携協定)承認案がまともな審議もないまま12月8日未明に参議院本会議で可決され、成立しました。ほかに入国管理法や漁業法、水道法の改悪など、14本もの法案、承認を数の力で次々と強行採決しました。
- 結成30年の力を生かし、日米FTAストップ、「家族農業の10年」の運動を広げ、強く、大きい農民連を(1/10)/(2/10)/(3/10)/(4/10)/(5/10)/(6/10)/(7/10)/(8/10)/(9/10)/(10/10)
- 「この米価ではやっていけない」「高齢化で担い手がいない」など切実な声が地域にはうずまいています。このような困難なもとでも、私たち日本の農民は毎年、土を耕し、国民の食料と地域を守ってきました。そしていま、多くの若者が農村に新たな価値を見いだし、農に生きる道を選んでいます。
- 農のこころ
- 白菜の尻を並べて街師走
- 柿狩り
- 11月18日、福岡県のフードバンク久留米の方たち13人が柿狩りに見えました。みのう農民組合書記長の佐々木督文さんのご近所の畑です(うきは市)。
- わいわい祭り
- 11月17日、岩手県一関市千厩町で「わいわい祭り2018」が開催されました。東磐井農民組合、西磐井農民組合、一関民主商工会をはじめとした実行委員会の開催によるもの。
- ふるさと よもやま話
- 2018年も12月、農業についても大きな変化を感じています。直接支払い交付金は出なくなり、TPP、FTA、EPAなど安くて危険な輸入食品が入ってくる、主要農作物種子法は廃止になり、天気は異常で大変な被害に遭われた方もいて、農業にとって悪いことばかり目立ちます。
- 旬の味
- 12月に夏日がきた。最高気温更新という陽気に体調管理が大変だ。地球が悲鳴をあげているのだろうか
■2018年12月10日(第1339号)
- 日欧EPAとTPP11 ダブルパンチに
- 安倍政権が批准をゴリ押しする日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(日欧EPA)。12月30日に発効するTPP11と合わせてダブルパンチとなり、農業への影響は重大です。日欧EPAの危険な内容について改めて検証してみました。
- 日欧EPA 衆院 強行採決に怒り
- 日欧EPA(経済連携協定)が衆院外務委員会で可決された11月28日、議員会館前では終日、抗議行動が取り組まれました。
- 増税中止の一点で大きな運動を/浅草で市民にアピール ―2018雷大行進―
- 消費税廃止各界連絡会は11月21日、消費税増税の課題を考える国会内集会と議員要請行動を行いました。北は北海道から南は九州まで270人が参加しました。
- 日米FTA
- 農民連青年部は11月16日、恒例となった年末の農水省交渉を行いました。今回は、(1)日米FTA(自由貿易協定)に対する農水省の姿勢を問いただす、(2)山間地の干ばつ被害の救済と、山間地農業への支援拡充、の2点を中心に行いました。
- 日欧EPA 審議1日だけに怒り 農業の維持に国は責任果たせ
- 国民大運動実行委員会など3団体は11月28日、国会前行動に取り組みました。250人以上が参加し、安倍政権の横暴なやり方に怒りの声を上げました。
- 農のこころ
- 冬菜漬け聳(そばだ)つ尾根へ掴む塩
- 「漁業法改定」は沿岸漁民に何をもたらすか
- 11月19日、盛岡市内で「東北沿岸漁民緊急フォーラム『漁業法改定』は沿岸漁業に何をもたらすか」が開催されました。JCFU全国沿岸漁民連絡協議会、漁業法改正法案に反対する漁業経済研究者の会、NPO法人21世紀の水産を考える会の共催によるもの。東北6県から80人が参加しました。
- 本邦初公開3本含む5作品を上映
- 第12回国際有機農業映画祭が11月18日、東京・法政大学市ヶ谷キャンパスで開かれました。本邦初公開の3作品を含む5作品が上映されたほか、3分間ビデオや生産者によるトークイベントも行われました。のべ450人余りが訪れ、会場いっぱいの熱気あふれる映画祭となりました。
- 本の紹介/タネはどうなる?! −種子法廃止と種苗法運用で−
- 「タネは生きている。命を次の世代へとつなぐもので人類の遺産である。しっかりと守らなければならないと考える」――。本書のまえがきからの引用です。
- 直売所「菜の花畑」開設20周年大売出し!/宮城災対連が東松島市で炊き出し&なんでも相談会
- 香川県の観音寺農民組合の直売所「菜の花畑」が11月25日、開設20周年大売り出しを行いました。
- ふるさと よもやま話
- 福岡県の、うきは市広報10月号1面トップは、「タモリふるさと大使就任!」、市民だれでも「いいとも!」。奥さんの故郷の関係らしい。
- 旬の味
- 9月初めの早い初霜、10月は暖かく、11月に入りやっとマイナス10度以下に下がる日もあったが暖かい初冬。この時期にコブシの蕾(つぼみ)が膨らんできた。今の酪農情勢に似ていてこの後起きる事態を考えると複雑だ
■2018年12月3日(第1338号)
- 農民連結成30周年にあたって/日欧EPA批准するな
- 農民連は来年、創立30周年を迎えます。ともに歩んできた30年の運動やエピソード、農民連や新聞「農民」への期待などについて、各界の方々にインタビューします。初回は、TPP(環太平洋連携協定)反対などでともにたたかってきた元農水大臣で弁護士の山田正彦さんです。
- 3カ国民衆会議
- プロサバンナ事業に反対し、世界の食と農の問題を考える3カ国民衆会議が11月20日〜22日まで都内で行われ、同事業に反対する日本、ブラジル、モザンビークの市民、農民らが一堂に会しました。プロサバンナ事業は、1980年代に日本のODA(政府開発援助)を使ってブラジルのセラード(低木草原)で行われた開発モデル(方法)を、今度はモザンビークで展開しようと計画されている事業です。具体的には、大豆を大規模かつ工業的に生産し、日本・ブラジル両国の政府・企業が整備した鉄道・港湾を使って、日本をはじめ世界に輸出しようというもの。
- 家族農業を守れ
- 千葉県食健連はいま、県内の自治体や農協、土地改良区などを訪問する秋のグリーンウエーブに取り組んでいますが、離農や農家の高齢化が深刻化するなかで、農協などとの懇談では「もうお手上げ。希望がない」と語る農業関係者も多いのが実情です。
- 農のこころ
- 五六本手強き太さ大根引く
- 農家が得する税金コーナー(47)
- 『税金対策の手引き』『農業収入・支出記帳簿』ができましたので活用してください。
- 農家の死活問題 阻止しよう
- 茨城農民連は11月14日に消費税学習会を茨城町で開きました。
- 第57回群馬県母親大会
- 第57回群馬県母親大会が10月8日、伊勢崎市で開かれました。
- 干し柿
- 今年は柿が大きく育って、焼酎での渋抜きは10日くらいかかりますが、とても甘いです。干し柿も1カ月でおいしくできましたが、食べごろに気付くのはまずカラス! 軒下の竿から下がっている一番上のものを食べるのです。
- ふるさと よもやま話
- 山梨県笛吹市でブドウを生産しています。品種は、キングデラとシャインマスカットで、ハウスと露地栽培です。
- 旬の味
- 山茶花(さざんか)の白、紅葉色とりどりの落葉、そして大きく広がる青空が、秋の深まりを告げている。黄金色だった稲田は、すっかり収穫のときを終え、稲わら毛布で休んでいる
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