農のこころ丸山美沙夫
掌も秤となるやりんご撰(よ)る 寺島 渉 俳誌『しなの』から。林檎の生産者は、年末へかけて〓※1ぎとった林檎を保管し、正月用の出荷をする。撰(よ)る手作業も長年の経験か、粒も重さも手の感触で区分し、箱詰めする早わざは見事なものだ。収穫最盛期は林檎農家の共撰機作業など品質を揃えるようにもなった。丹精込めた美味しい林檎、生産者の思いに感動する。
※1 〓は「も」(てへんに宛) (新聞「農民」2018.12.24付)
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[2018年12月]
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