「農民」記事データベース20181224-1341-12

旬の味


 国民の生活、そして命に関わる悪法が次々と嵐のごとく押し寄せてくる。しかし、自分の問題と受け止める力を失っている人たちが多いのは残念。孫たちの今後の社会を考えると恐ろしくなってくる▼数年前のカレンダーに書かれていた言葉「この国にはハト派がいる。タカ派がいる。でも、一番多いのはアホ派だ。アホ派とは過ちを教訓とせず、同じことを繰り返す人々」を思い出した▼ここでいう「アホ派」とは、官邸、国会議員の一部の人たち。どれをとっても国民の将来を苦しめる内容の法律であるにもかかわらず、市民、消費者を巻き込んだ運動にならないのは、マスコミも責任をもっている。築地問題に取り組んだときに市民には知らされてない現実を知った▼農林水産委員会の傍聴に行き、漁業の実態を知り、漁民の声を聞き、日本の水産業のあるべき姿を打ち出しているのは誰かがよくわかった。真実を知ってもらうためにも、多くの人に新聞「農民」を読んでもらうのも大きな力となるだろう。

(澄)

(新聞「農民」2018.12.24付)
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2018年12月

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