「農民」記事データベース20181217-1340-17

旬の味


 12月に夏日がきた。最高気温更新という陽気に体調管理が大変だ。地球が悲鳴をあげているのだろうか▼自分の都合で大切な自然環境を破壊してきたツケが回ってきたのかもしれない。グローバル化で地球が狭くなった今、外国から大勢の観光客が押し寄せている。大切な自然、観光資源は私たちの祖先が守り築いてきた▼いま中国で「アフリカ豚コレラ」という非常に感染力の強い豚の伝染病が猛威を振るい出した。成田空港に到着した旅客の携帯品、豚肉ソーセージからは豚コレラウイルスを確認している▼また、岐阜県では今まで日本にない型の豚コレラが3農場で発生し、イノシシが感染元ではないかと言われている。海外から持ち込まれたウイルスなのだろうか? 感染被害にあわれた農家は大変だ▼養豚業のわが家も成田空港の近くにあり、感染には気を使う。日本の畜産を守り育てることは外国からの伝染病の侵入を防ぐこと。必要のないものはストップ。TPPやFTAは日本農業にとっての伝染病だ。

(Y)

(新聞「農民」2018.12.17付)
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2018年12月

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