農のこころ丸山美沙夫
冬菜漬け聳(そばだ)つ尾根へ掴む塩 丸山美沙夫 蕪や大根、野沢菜、白菜など冬野菜を漬け込むのは初冬の頃からである。茎や葉を漬け込むので、「茎漬」とも言う。農家では、雪や寒さで野菜を凍らせないように収穫し漬け込む。その塩加減や漬け方で一家それぞれの味が出る。祖母から母へ若いお嫁さんたちへと引き継がれてきた。厳しい冬に備えた食の風物詩となる。
(新聞「農民」2018.12.10付)
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[2018年12月]
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