農家が得する
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「軽減」税率を実践的に学べる
安倍首相が、来年の10月に消費税増税・「軽減」税率・インボイス制度（適格請求書等保存方式）の導入を「予定通り行う」と表明しています。消費税増税・「軽減」税率導入は、景気を冷え込ませると同時に、家族農業と産直組織に重大な影響を与えます。消費税増税を阻止するために学習を強め、反対世論を急速に広げましょう。『記帳簿』では、消費税増税・インボイス制度の問題点をまとめるとともに、「軽減」税率導入で、どんな実務が発生するかが実践的に学べる内容に全面的に見直しました。
『手引き』については、消費税そのものの問題点、改定された配偶者（特別）控除、青色申告についての補強、特定生産緑地制度などの記述を充実させました。
消費税増税中止に向けて
各班・各支部で学習を
広く活用し反対運動を大きく
今こそ、農民連の出番です。『手引き』『記帳簿』や新聞「農民」を活用して学習し、周りの農家・団体との懇談を広げ、反対世論を盛り上げましょう。一緒に「自主計算・自主申告」にとりくむ仲間を増やしましょう。仲間が増えれば、消費税増税を阻止する力、徴税攻勢を跳ね返す力になり、農業を守る力になります。年内から出足早くきめ細かな相談会を開催し、農民連の会員を増やす活動も強めましょう。大いに普及することを呼びかけます。なお、『農業＋不動産＋事業ノート』（奈良県農民連作成）もあわせてご案内します。このノートは、農業、不動産、事業を同時に記帳でき、必要経費を簡単に計上できる、白色でも青色でも対応可能で消費税も簡単に計算できます。
詳細は、各都道府県農民連にお問い合わせください。
（新聞「農民」2018.12.3付）
［2018年12月］
農民運動全国連合会（略称：農民連）
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