直売所「菜の花畑」
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大売り出しを行った「菜の花畑」開設20周年 |
やっと寒さが本格化した早朝7時から来場者が殺到。目玉商品に地元「曾保ミカン」200円でつめ放題や「焼き芋」にも人が殺到します。地元の新聞へのチラシ折り込み等で宣伝し、約250人超の来場者がありました。
産直「菜の花畑」出荷協議会の岩田清一会長(78)は「何とか20年続けられた。これからも後継者をつくりながら地域のためにがんばりたい」とこれからの継続に決意を語りました。
今年5月には観音寺農民組合40周年・産直開設20年の記念集会を開催しました。産直会員には20代の玉ねぎ出荷者など頼もしい若者もいます。
大学生もお手伝いに来てくれました |
農民連のお米と愛媛のみかんが配られたほか、山形・庄内産直センターは豚汁を提供。つきたてのお餅や、東京土建板橋支部による焼きそばとフランクフルト、ポップコーン、いすづくりや包丁研ぎも行われ、地域の住民など約200人が会場を訪れました。農民連とつながりのある市内の被災者のみなさんもお手伝いで参加しました。
つき立てのお餅を提供 |
また弁護士による何でも相談や、医療関係者による健康相談も行われました。
野蒜ケ丘に住む尾形かおりさんは、震災前は野蒜海岸の近くに住んでいました。「仕事をしているので普段は地域の人と会う機会はあまりない」と話します。「普段は静かな住宅街なのですが、今日参加してこんなにも人がいたのかと新鮮で驚いています」
震災で壊れた地域のコミュニティーは復興半ばで、こうした支援活動のはまだまだ必要とされているのが現状です。
今回の支援行動には東北福祉大学3年生の長岡葵さん、石澤理栄さん、奥平円さんが参加。「市民活動への参加」というゼミの課題の一環です。「震災支援ということで参加をしました。テレビなどではもっと重い雰囲気でしたが、来てみるとみなさん明るく接してくれました。訪れる人もスタッフも笑顔でいい空間ができていると感じました」と感想を話していました。
[2018年12月]
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