2013年2月
■2013年2月25日(第1058号)
- 台湾から農業がなくなる
- 農民連が台湾の農民組織と出会ったのは今回の地域会議が初めてでしたが、二重三重に印象的な出会いでした。
- 家族経営・小規模農業こそが地球温暖化防ぎ食糧危機を解決
- 国際的農民組織、ビア・カンペシーナの東南・東アジア地域女性会議が1月29日から30日まで、地域会議が31日から2月2日まで、台湾の宜蘭(イラン)市で開かれました。また、2月3日には「食糧主権」と「土地正義」をテーマに、台北市で民衆フォーラムが開かれました。
- TPP参加断念、賃上げで景気回復/税金相談会 連日開く
- TPP参加・消費税増税反対、賃上げによるデフレ脱却、憲法改悪阻止、原発ゼロ、被災地復興を掲げる「いのち・暮らし・雇用を守れ! 中央総行動」が2月8日、東京・霞ヶ関周辺で行われ、農民連、労働組合、民主団体などから約5500人が参加。各地から集まった参加者は、集会、デモ、省庁前行動、宣伝などに終日取り組みました。
- 農のこころ
- 蕎麦挽きの水車耀う二月尽
- 地域での取り組み強めよう
- 「原発なくす全国連絡会」が2月1日、東京都内で交流集会を開き、全国から28団体、174人が参加しました。
- 第20回大会の発言から
- 24回、2万食を炊き出し被災地支援は今後も必要/青年たちも支援に奮闘農業の未来発信しよう
- 農民連青年部総会2013/参加者の感想/茶畑で無農薬の苦労や努力聞く
- 農民連青年部の第21回総会が2月9、10の両日、静岡県藤枝市で藤枝市農民組合の協力のもと開かれ、80人近くの若者が集いました。参加者は、パネルディスカッションや夜のレセプション、茶畑の見学を通して「農」について語り合い、交流しました。
総会では、農民連本部の吉川利明事務局次長、全労連青年部の弓田盛樹さん、首都圏青年ユニオンの神部紅さんがあいさつ。2日間の学習と交流を通して、これからの農業への関わり方を考え、地域での青年部づくりを誓い合いました。
- 旬の味
- 寒さは寄せては返すを繰り返しながら、徐々に春へと向かっている。この時期の天気は変わりやすく、テレビの天気予報から目が離せない
■2013年2月18日(第1057号)
- 不足シイタケ原木の確保を
- 農民連と原発事故問題原木しいたけ生産者連絡会(車谷年秋代表世話人)は1月23日、林野庁を訪れ、シイタケ原木についての要請を行いました。農民連本部のほか、岩手、茨城、群馬、長野、大阪、和歌山、広島などから生産者も参加しました。農民連ふるさとネットワークと日本販売農業協同組合連合会(日販連)も同席しました。
- TPP反対決議求めよう/街角でもどこでもTPP反対を
- 農民連第20回全国大会後、群馬県内では農民連や生活クラブ生協などが連携して、2月の県議会でTPP参加反対の決議を求める運動が広がっています。
- 農のこころ
- 命あるもの光り飛ぶ冬菜畑
- 農民連第20回大会への常任委員会の報告(大要)(1/2)/(2/2)
- 公約を投げ捨てて暴走した民主党政権に国民の審判がくだりました。農民連は、TPP参加や消費税増税阻止、原発とのたたかいなど、民主党の裏切りを告発し、たたかってきました。総選挙では、「農民連の総選挙にあたっての13の要求」を打ち出し、新聞「農民」号外にまとめて全国で農家と対話し、政党選択の基準を農家の方々に示してきました。こうした運動が民主党に対する強烈な審判になったことは間違いありません。
- 女子高校生が肉まん作りに挑戦
- 横浜市港北区の高木学園女子高等学校の生徒たち10人は2月3日、授業の一環として、安全でおいしい肉まんづくりに挑戦しました。指導したのは、神奈川農畜産物供給センターの五十嵐順一さんと千早直子さんです。
- 消費者の権利明記を/青年部準備会が新年会
- 消費者庁が新食品表示法の立案作業を進めるなか、食品表示を考える市民ネットワーク(食品表示ネット)は1月31日、国会内で「どうなる・どうする食品表示」院内シンポジウムを開きました。
- 旬の味
- 暦の上では春だが、当地方はまだ真冬だ。4回に及ぶ屋根の雪下ろしで、わが家はふさがれ、まるで“かまくら”の中にいるようだ
■2013年2月11日(第1056号)
- TPPをめぐる情勢と課題を中心に(要旨)
- 農民連第20回定期大会(1月21日〜23日)で、真嶋良孝副会長が行った特別報告(要旨)は次の通りです。(大会後の情勢を踏まえて一部補足)
- 輸入牛肉の規制緩和
- 厚生労働省は1月28日、輸入牛肉と国内産牛肉ともにBSE対策を緩和することを決定しました。輸入牛肉は2月1日から、国内対策は4月1日から緩和されます。
- オスプレイ配備ノー!/組合員ふやして総会
- 「オスプレイ配備撤回! 普天間基地の閉鎖・撤去! 県内移設断念!」を掲げて、「ノー・オスプレイ東京集会」が1月27日、日比谷野外音楽堂で開かれ、沖縄全41市町村長・議長・県議が勢ぞろいして4000人以上が集いました。主催は、「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会実行委員会」。
- TPP・消費税増税許さない 共同さらに広げたたかおう
- 安倍政権が発足して初の国会となる第183通常国会が1月28日、開会。国民大運動実行委員会はこの日、国会請願デモと院内集会を行い、農民連のほか労働組合、民主団体などから300人以上が参加しました。
- 農のこころ
- 山けふも見えゐて甲斐の冬菜畑
- 第20回大会の発言から
- 兼務役員やめ専従を置き 力のある農民連をめざす/地元あげて運動とりくみ もっと組織大きくと痛感
- いま話題の「産直紙芝居」/全国大会中に読者拡大目標達成
- 「僕は、野菜大好き無添加おうじ。日本農業がこわされる。TPPとたたかうぞ」――。新日本婦人の会(新婦人)神奈川県本部が1月から取り組んでいる産直紙芝居「添加かいじゅうVS無添加おうじ」が今話題です。親子そろって食の安全・安心を考えるきっかけになっています。
- 旬の味
- 2年ぶりに懐かしい仲間との再会。お互いの近況を報告し、元気な姿を喜びあう。参加しなかった仲間はどうしているのだろうと、つい尋ねてしまう
■2013年2月4日(第1055号)
- TPP阻止、震災復興、原発ノー 会員・新聞拡大の活動を交流
- すばらしい発言や熱気で、頭の中は水のなかでドライアイスがブクブクしているような状態です。全体会とレセプションでよい刺激を受けました。帰ったら、地域で生かしていきたい――。(京都府連・高屋晧さん)。「持続可能な社会へ、農業の復権と農村の再生を担える農民連の建設を!」をスローガンに、都内で開かれた農民連の第20回定期大会。1月21日から3日間で、59人がマイクを握り、「農民連があってよかった」「仲間がいてよかった」と、笑いあり、涙あり、感動ありの発言で、全国の仲間が一つになりました。
- 白石淳一会長のあいさつ(要旨)/選出された新役員/各界から連帯のあいさつ/各界からの祝電・メッセージ
- 2011年1月開催の第19回大会以来2年間、激動する情勢のもと日本の農業・食糧、そして農山村を守るため、TPP参加阻止のたたかいをはじめ、農民の要求を基礎に広範な共同の運動を巻き起こし、その核となって奮闘されたことに心から敬意を表します。
- JA全中冨士専務からのメッセージ
- 全国農業協同組合中央会(JA全中)から「専務理事 冨士重夫」名でメッセージが寄せられました。その全文を紹介します。
- 農のこころ
- 冬耕の畑やすらぎの貌(げい)晒す
- 農民連大会で連帯の来賓あいさつ
- 農民連大会で連帯の来賓あいさつをした団体のうち、日本共産党と日本米穀小売商業組合連合会(日米連)のあいさつの一部を紹介します。
- 個人の要求でも取り上げ成果 村になくてはならない農民連
- 私のふるさと栄村は、長野県の最北部にある山間地の豪雪地帯です。2011年3月12日未明、東日本大震災から13時間13分後、震度6強の地震に見舞われ、甚大な被害を受けました。過疎・高齢化の村で困難をきわめましたが、農民連はじめ全国からの支援・激励で復興に取り組んでいます。心から感謝します。
- “農民連あってよかった”未来をつくる大きな力に(1/5)/(2/5)/(3/5)/(4/5)/(5/5)/みんなで元気だそうね。
- 農民連第20回定期大会の発言から
- 「渡されたバトン―さよなら原発」/特産ニンジンで健康ドリンク
- 2011年3月11日の東日本大震災と原発事故により、原発の安全神話は崩れ去り、国の原発依存に対する国民の怒りと不安は、“原発ノー!”のたたかいとなって各地に広がっています。
- 『食べもの通信』500号記念のつどい
- 「心と体と社会の健康を高める食生活」を求めて活動してきた家庭栄養研究会が1月19日、同会が発行する雑誌『食べもの通信』の500号を記念するつどいを開きました。
- 原発に「ふるさと」を奪われて/自然再生エネルギーの活用 地域に経済効果もたらす
- 福島県飯舘村の酪農家、長谷川健一さんの写真展が、1月11日から14日まで、東京・新宿の全労済ホールで開かれました。写真展にあわせて「写真集」(七つ森書館、定価1000円+税)も発行され、被災当時の破壊された生活や、仮設住宅・避難所での暮らし、苦闘する除染活動、そして未来に向けた活動など48枚の写真が展示されました。また12日には、「原発に『ふるさと』を奪われて」と題して長谷川さんが講演しました。
- 農民連第20回大会
レセプション/農民連ってすごい!
- 大会1日目の夕方には恒例のレセプションが開催され、労働組合や民主団体、お米屋さんをはじめとした取引先や個人など各界から約150人が来場しました。
- 旬の味
- 農民連全国大会に参加した。各地からの発言を聞いて「春風や/闘志いだきて/丘に立つ」(高浜虚子)、そんなすがすがしい心境だ
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