通常国会開会
TPP・消費税増税許さない
共同さらに広げたたかおう
国民大運動実行委
安倍政権が発足して初の国会となる第183通常国会が1月28日、開会。国民大運動実行委員会はこの日、国会請願デモと院内集会を行い、農民連のほか労働組合、民主団体などから300人以上が参加しました。
日比谷公園でのデモ出発集会では、農民連の笹渡義夫事務局長があいさつ。「当選した自民党議員の3分の2がTPP参加に『反対』あるいは『慎重』を公約した。これは、私たちの運動によってTPP参加反対を掲げなければ選挙にならないところまで追い詰められたからで、TPP参加反対が民意であることは明らかだ。2月には安倍首相の訪米が予定されているが、TPP参加を『手土産』にさせてはならない」と述べました。
院内集会で、大黒作治全労連議長は、「安倍内閣は大型補正予算とあわせ『3本の矢』と称する金融緩和・財政出動・成長戦略を強引に推進しようとしているが、大企業奉仕をいっそうすすめるものだ」と批判。共同の力を結集し、社会保障切り捨てや消費税増税を許さない運動を強めていくことを確認しあいました。
(新聞「農民」2013.2.11付)
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