JA全中冨士専務からのメッセージ全国農業協同組合中央会(JA全中)から「専務理事 冨士重夫」名でメッセージが寄せられました。その全文を紹介します。
「農民運動全国連合会第20回定期大会」にご参集の皆様におかれましては、日頃より、地域農業を守り、安全・安心な農産物を消費者に提供するため、ご尽力されていることに心から敬意を表します。 さて、我々JAグループは、昨年10月に第26回JA全国大会を開催し、持続可能な農業と、豊かな地域社会を確立し、次世代につなぐため、様々な取り組みを着実に実践していくことを決議しました。 しかしながら、国論を二分し続けているTPPへの参加は、こうした我々の想いを踏みにじり、次代の組合員の未来を奪うものであります。TPPが、わが国の農業に壊滅的な被害をもたらし、地域経済を圧迫することは疑いようもありません。 そればかりではなく、TPPは、食の安全性、医療、雇用など、我々の生活に直結する制度を強引に変容させるものです。 そのため、JAグループはこれまで、TPPが農業だけではなく、国民生活や地域社会全体の問題であることを広く訴え、様々な方面と連携し、国民運動を展開してまいりました。 我々は今後とも、TPP交渉参加の断固阻止に向け、皆さんと同じ想いで、全力で戦い抜くことを固くお誓い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。
(新聞「農民」2013.2.4付)
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[2013年2月]
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