“農民連あってよかった”
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青森・沖津由子さん
原発に囲まれた青森県横浜町に住む私は、毎日不安です。原発のない未来のために、農業で生きていけるという道筋を示すことが、農民連の使命だと思っています。広範な人々と手を結んでがんばっていきます。
愛知・本多操さん
単組に女性部をつくりました。愚痴でもなんでもいいので、全員が近況報告をしています。そのなかで人の話を聞く楽しみや、自分の気持ちを話す喜びに気づくことができました。
結成のきっかけは全国の女性部総会でパワーをもらったことでした。女性は家族の応援がないとなかなか出かけられません。ぜひたくさんの女性を総会に送ってください。
福島・佐々木賀代子さん
原発事故被害の深刻さは、時間とともに深刻さを増しています。農作物が売れない、作れない。放射線量によって、あるいは地域によって、賠償が線引きされ、分断が持ち込まれています。
無力感が広がるなかでも、農民連の女性たちは、仲間と集まっておしゃべりすることがとても力になっています。
横断幕を掲げ「全国に女性部をつくりましょう」と訴える女性部のみなさん |
女性部長・久保田みき子さん
女性部は震災後、被災地支援、原発ゼロ、TPP参加反対に全力で立ち向かってきました。被災地、宮城で開催した昨年の総会では、苦悩とたたかいのなか、被災県の発言にみんなで涙し、国と東電に怒りでいっぱいになりました。感想文集には、「つながっていれば負けないというのは本当だと思った」「本音で話せる女性部の一員で本当によかった」などの思いが、ぎっしり詰まっています。
総会には男性の参加も大歓迎です。全国から、1人でも多くの女性を総会に送ってください。
最後に、ジェンダー平等について述べます。農村の女性は、いまだに「家」というくくりのなかで、 「あなた、何時代に生きているの?」というような苦しい実態があります。ビア・カンペシーナは総会参加者も、役員も、半分は女性と定めています。農民連も1日も早くそうなれるように、男性だけでなく、女性たちもまた、努力しなければと考えています。
生命を生み、育て、農民として地球をも守る農村の女性は、まさしく太陽です。農業の要求は農民連で、女性の要求は農民連女性部で。さあ、全国に女性部を確立しましょう!
[2013年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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